2012年11月5日月曜日

アフリカのイブラヒム指数

IIAG概念図 http://www.moibrahimfoundation.org/downloads/2012-IIAG-structure.pdf
今朝の日経に、アメリカのクリントン国務長官がアフリカの国々を訪問し、中国の進出に歯止めをかけようとしているという記事が載っていた。あんまり目新しい内容でもないとメモすることはなかったのだが、ふと見たこともない語彙に目がいった。…「イブラヒム指数」

で、調べてみた。このイブラヒム指数(IIAG)、モーイブラヒム財団というところが策定したアフリカの国々のためだけの指数で、ガバナンスの質・進歩具合を測り、格付けするために開発されたのだという。指数測定のための観点は、次の4つ。①国の安全・治安・法治・政治の透明性、汚職②市民参加と人権③持続可能な経済発展④人間開発。…なるほど。

最近は、アフリカのガバナンスも良くなってきているらしい。アフリカ53カ国中、2004年以後悪化しているのは、わずか11カ国だという。中でもアンゴラの改善が素晴らしく9位にまで伸びているという情報もある。ある情報では、モーリシャスが1位、カーボベルテが2位、セイシェルが3位、4位ボツワナ、5位南ア、6位ナミビア、7位ガーナなどとなっている。HDIとあまり変わらないのは、あたりまえか。(笑)

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