2010年4月15日木曜日

南京町に絵を見に行く


 今日は創立記念日である。いつしか教職員は年休を取らねばならなくなったが、創立記念日である。前から今日を楽しみにしていた。神戸の南京町に絵を見に行く予定を立てていたからだ。
 一昨年、南京町に行った時に、森康亘さんという方の個展を偶然見た。版木を立体的に彫りこみ、その上に彩画してある不思議な絵だった。モロッコの絵が並んでいた。モロッコの町並みや、皮染めの作業場の絵など、掘りこんである凹凸と彩画が絶妙にマッチしていて、素晴らしかった。「こういう描き方もあるのだ。」と感心したのであった。その森さんから先日ハガキが来た。4月15日から20日まで、同じギャラリーで個展を開くというお知らせだった。ちょうど創立記念日が初日である。何が何でも行こうと愚妻にせまったのであった。<今日の画像は、そのハガキである。>
 今年の個展は、チュニジアとクロアチア、中国、そして日本が描かれていた。相変わらずいい。ハガキのチュニジアの絵も、実際に見るともっと立体的で迫ってくる。階段の1段1段が掘りこまれてあるのである。愚妻は、日本の岐阜県高山の店を描いた絵が気にいったようだ。たしかにいい。欲しいと思った。到底買えるような値段ではないが、こんな絵を飾れる境涯になりたいものだ。森さんにお礼を述べてギャラリーを後にした。
 南京町に来ると、豚まんが湯気をあげていて、つい買い食いしたくなる。今日こそと思っていたのだが、格安のバイキングがあったので、広場近くの店に入った。満腹になり、結局今日も豚まんは次回に回すことにした。ところで愚妻は中華食材を見るのが大好きである。料理が得意であるからでもあるが、ものすごく集中して見て回る。しかし結局キクラゲと、鍼灸院のH先生がマニアである塩(なぜか南京町にボリビアの赤い塩が売られていた)を買っただけである。絵を見に来たのか、中華食材を見に来たのかわからない日だった。(笑)夜、鍼灸院に行った。H先生は大喜びされて、お返しにタケノコをいただいた。

2 件のコメント:

  1. 中華食材は私もかなり好きです。
    あのドクドクしさと胡散臭さが最高ですw
    味も当たり外れがありますが、冬に食べた鍋の素は最高でした。
    四川鍋の素にも挑戦しましたが、あまりの辛さに食べた人全員がお腹を崩しましたが・・

    日本橋の上海新天地は御存知ですか?
    あそこに行っては狗の肉を眺めます。
    さすがに猫と犬は人間の友達なので食べませんが・・

    返信削除
  2. 私はいつもチャンコを食べるだけの相撲取りだと愚妻に言われています。稽古せい!と…。(笑)哲平さんの言う四川鍋の素…怖そうですね。八角が売っていたのですが、香港でも北京でも苦手でした。愚妻が買ったらどうしようと思っていました。(笑)

    返信削除