2010年4月14日水曜日

ホームステイ・バンク説明会


 いよいよ、国際交流の仕事が本格的に始まった。今年は、6月にアメリカのアイオワからアーバンデール高校、9月にオーストラリアのメルボルンからマウントウェヴァリー高校がやってくる。今のところ、40名ほどの姉妹校の生徒が本校生徒宅でホームステイをするわけで、その段取りをしなければならない。入学式の日に、早くもY先生が保護者に説明をした。9日には、ホームステイお願いの書類とバンクの登録用紙を全校生徒に配布した。そして今日は、その説明会である。<今日の画像は私が作った説明会のポスターである>40人近くの生徒が集まり、保護者の方も数人来ていただいた。盛況なのか、少ないのかちょっと判断できない。来週のバンク締め切り時点での、申し込み数次第である。かなり胃に悪い仕事である。
 本校生はこういう国際交流には極めて積極的である。昨年も、外務省主催の東アジア高校生大交流計画というのがあって、朝のSHRで「韓国と台湾の2コースあり。とりあえず希望するもの会議室に集合。」と連絡したところ、これも40人ほどが集まった。異常である。(笑)新型インフルエンザによって台湾が無くなったが、結局大阪府の韓国派遣団の半数近く11名が本校生になったくらいだ。このホームステイも、おそらく全校生徒の半数以上ができることなら姉妹校の生徒を受け入れたいと思っているのではないか、と思う。しかしながら、何より問題なのが家の広さである。いくら経済的に余裕があってもマンション住まいはきびしい。私が担任をしている時も、みんな断腸の思いで断念したらしい。しかもこのところの不況。別に特別な料理や、観光などしなくていいですよと言っても、人情としてそうもいかないことも事実である。さてさて、今日説明会に参加してくれた生徒たちは、保護者の方とどういう会話をしているのだろうか。…明日は、本校の創立記念日である。時間はたっぷり用意されている。

追記:リンクを追加しました。”BrukinaFaso清廉潔白な人達の国”ブルキナで幼児教育をされているJOCVのブログです。写真が多く素晴らしいです。ブルキナの人々を心から愛しておられるのが、1枚1枚の写真に出ています。頑張ってください。

3 件のコメント:

  1. 私も高校生の頃、マンション住まいでなければ参加したかったです。
    母に、これ「応募せーへん?」と毎年頼み、「あんたがベランダで寝るならいいよ」と言われたのを鮮明に覚えています。
    もし、このとき、英語圏からの留学生ともっと関わりをもっていたら、
    今の英語恐怖症は、なかったかもしれません。

    準備が順調であるようお祈り申し上げます^^

    返信削除
  2. 始めまして。ブルキナ幼児教育隊員です。今回私のブログに訪ねていただき、そしてリンクしていただき本当にありがとうございます。ツジ様のブログを拝読させて頂きましたが、ツジ様の、真摯にアフリカ情勢に取り組んでおられる姿に感銘しました。とても勉強になります。大阪にお住まいのようですね。私は奈良なので、6月の帰国後、JICA関係でお会いする機会があるかもしれませんね。楽しみにしています。
    ご挨拶までに。

    返信削除
  3. yukimi君へ。そうなんだよなぁ。今年は国語科は、3年生が一人だけ来てくれました。ずーっと、留学生を迎えたいと思い続けていたそうです。嬉しいね。英語がんばれよぉ。
     Yokoさんへ。わざわざコメントありがとうございます。ブルキナの幼児教育の短期JOCVで、立教大学大学院のA・Iさんとメールでやりとりしたことがあります。JICAの教員研修旅行でケニアにいっしょに行った友人の友人なので、お会いしたことは無いのですが…。JICAブルキナのFさん(事務をやっておられたと思います)には、いろいろとお世話になり帰国の際も見送りにきていただきました。なにより人がいいのが、タイトルどおり、ブルキナの魅力だと思います。

    返信削除