2025年10月4日土曜日

教え子からの依頼2題

あるクラスの授業終了後、生徒から社会学の本を読んで感想を書くよう指定校から指示があったそうで、どんな本を読んだら良いかと質問されたのである。

指定校はどこかを聞いた後、浮かんだのは、大澤真幸の『社会学史』だったのだが、これはかなり難解であるし、国際関係にも興味があるとのことで、少し時間をもらった。帰宅後に浮かんだのは、現在京大の大学院にいるL君から贈呈された古市憲寿の『古市くん、社会学を学び直しなさい』であった。日本を代表する12人の社会学者との対談で、マレーシアでL君と読書会をした『社会学史』よりは読みやすいだろうと思う。この中から印象に残った社会学者と専門領域について自分の意見をかけば良いし、熟読すべき分量も少なくてすむというメリットもある。興味を持った社会学者の著書なども良き参考文献案内になるだろう。月曜日にこの本を持っていって説明しようかと思っている。

同じく昨日、学園の教え子から嬉しいメールがあった。KG大学1回生で国際関係をやっていて、すでに途上国に行き、様々な学びをしていてアフリカにも行く予定があるそうだ。改めて高校生のためのアフリカ開発経済学テキストを送ってほしいとのこと。学園は、生徒1人ひとりに「iPad」を貸し出しするシステムなので、すでに手元にないのだろう。さらに資料があれば欲しいとのことだったので、今地理総合で教えている内容のパワーポイントをPDF化して送っておいた。少しでも参考になればと思う。

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