2025年9月20日土曜日

旧約聖書のトリビア知識1

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息子が実家に残した書籍の中に、旧約聖書の世界という特集が組まれた『月刊言語』の2003年12月号を見つけた。10人の研究者による様々な論文と、2003年度の言語学系の大学院の入試問題が載っている。面白そうなので、通勤のお供にリックに入れたのであった。

竹田青嗣氏に「物語」と断罪され、ニーチェに「ニセモノ」とボロクソに言っている旧約聖書ではあるけれど、比較宗教学的な興味はつきない。(笑)

旧約聖書をユダヤ教では、タナハと呼ぶことは知っていたが、モーセ五書のトーラー、預言書と歴史書のネビイーム、諸書のケスービームのそれぞれ頭文字をとっているらしい。正典化は紀元90年頃エルサレムの真西、ヤムニヤに置かれていたユダヤ教の最高法院で最終決定したらしい。キリスト教が(ヘブライ語から翻訳された)ギリシア語訳を広く使うようになったので、恣意的に誤訳されることに対抗したものらしい。キリスト教ではギリシア語訳の配列にしているが、本文と内容については、ヘブライ語訳に準拠しているとのこと。(旧約聖書には何が書かれているか/本田献一)

…以後、気になった内容をエントリーしていこうと思う次第。

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