2025年4月26日土曜日

いのち輝かない今回の万博

「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマの今回の万博で、50歳代の女性が倒れ、救急搬送したがお亡くなりになったという報道が流れた。夢洲という陸の孤島故に、救急車が来るまで最低15分はかかり、此花区の唯一の救急病院は、JR西九条駅のそばにあるようだが、15分から20分かかるとのAIの回答だった。

そのそも会場の隣に建設しているIRの、地下鉄などの交通インフラを整えるための隠れ蓑の万博である。「いのち輝く」という枕詞をつけるのなら、当然こういうことまで想定した安全対策を万全にすべきだと思うのだが、万博協会はこの件に関して今のところ何も発表していない。入場者数を増やすことしか考えていないがまるわかりである。

これから、熱中症などの症状を訴えるケースが増加すると思うが、ベンチも少なく、会場内の診療施設もわかりにくいらしい。参加者の立場に全く立っていないのは、国民や府民、市民の立場に立っていない維新の姿勢そのものだと私などは思う。

…まさに世も末、亡くなられた方の御冥福を祈るばかりである。

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