2015年12月12日土曜日

「貧困を救うテクノロジー」入手。

先週、京橋に出たとき、K屋書店で「貧困を救うテクノロジー」(イアン・スマイリー著、イーストプレス/本年8月31日発行)を入手した。

期末考査の採点や何冊かの新書本を読んでいたの関係で、自宅に置きっぱなしになっていたのだが、今日あたりから読みだそうと思っている。もしかしたら、私のESDにも大きな影響を与えるかもしれない、と思っている。

この本は、貧困、援助、技術に関する本である。シューマッハーは、「政治の主な中味は経済であるし、経済学の主な中味は技術」と言っているそうだ。技術から見た開発経済学といった内容で、実に面白そうだ。目次を紹介しておきたい。

第1部 南北問題で繰り返される失敗
 第1章 開発援助の歴史と変遷
 第2章 発展途上国の貧困の実像
 第3章 先進国の成長戦略への過信
 第4章 第三セクターと第三世界
第2部 今、わかっていること
 第5章 技術の進化と移転の歴史
 第6章 成長戦略に代わる小さいことの価値
 第7章 農業、畜産と持続可能な技術
 第8章 収穫後の保存・加工技術
 第9章 エネルギーと電力の移転
 第10章 建築資材と中間技術、その普及と利益
 第11章 大量生産と過度な工業化の代替案
第3部 前に進むために何が必要か
 第12章 持続可能性、その虚構と現実
 第13章 女性と技術に関する展望
 第14章 雇用問題と非公式な産業
 第15章 グローバル化と適正技術
 第16章 技術を適正技術とするために

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