2015年6月11日木曜日

指差し会話帳 ポーランド編

ポーランド行きが決まって、これだけは手に入れておきたいと思ったのが、指差し会話帳である。

私は一度だけ、これを使ったことがある。ブルキナファソに行った時、1泊したパリで使ったのだ。フランス人の中華思想はなかなかのもので、本国では(きっと知っているはずだが)英語を使わない。パン屋に入っても英語では「ワカリマセーン」という感じ。空港やホテル、タクシーなどは英語を使ってくれるが、一般人は全然ダメである。とはいえ、道端のカフェで、コーヒーの一杯ぐらい飲みたい。ユネスコ本部のすぐそばのカフェで、学校(前任校)の図書館で借りた指差し会話帳フランス語編で、なんとか注文できたのだった。(笑)カフェのおやじは大笑いしていた。

旅に出ると、偶然の出会いが面白い。私はひとり旅が多かったので、そういう経験が豊富である。だが、いくらなんでも英語が通じないと不可能である。前回のイスラエル旅では、息子がほとんどヘブライ語で通訳してくれたというか、ガイド役だったというか、そういう経験を積めなかった。ポーランドの人々は、あまり英語を介さないらしい。ならば、これしかないのだ。

この指さし会話帳、どんどんとスマホのアプリ化が進んでいるようで、いかにもアナログでレアなポーランド語編は、すでに品切れ、再版の予定もなさそうだった。アマゾンの中古本では、新刊の値段をかなり上回っていた。価格は正直だ。意を決して貴重な中古本を購入した次第。今回の旅では、バンバン使いたいと思っている。

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