2013年2月17日日曜日

Problem Based Learningの話

ひょんな事から、PBLという学習について調べることになった。
PBL(Problem Based Learning)というのは、いろいろ説があるが、「問題に基づく学習」のことのようだ。医学・歯学・看護学・環境科学・法律実践・工学などのような実践の場での問題解決などが、職業的スキルとして重要視される教育課程でしばしば採用される学習方法である。たとえば、医学では臨床で何の病気かを医学生に考えさせるとか、工学で、ロボコンに参加し、ロボット製作上の基本コンセプトを考えるとか、法学で弁護士として勝訴するために、どう進めていくとか…。

もちろん私は社会科の高校教師なので、高校生におけるPBLを考えてみる。ESDで行うワークショップなどは、かなりこのPBLの要素を含んでいる。知らず知らずのうちにこういう取り組みを行ってきたといってよい。

WEBで調べると、同志社大学には、PBL推進センターという組織があっていろいろと頑張っているようだ。2010年には、シンポジウムが開催され、小学校や中学校・高校などでの取り組みもPDFのカタチで資料として公開されている。一読したが、なかなか面白い。このPBLを推進している人物と私的に3月に関わる予定である。何かを得ることができるかもしれない。ちょっと楽しみである。

同志社大学PBL推進センターのシンポジウム資料:
http://ppsc.doshisha.ac.jp/attach/page/PPSC-PAGE-JA-9/8117/file/ppsc_100220sympo.pdf

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