2013年2月5日火曜日

ナイジェリアに向かう投資

今日もインフルエンザによる強制的自宅待機である。平熱だし、これはこれでしんどい。学校に電話したら、今日は我がクラスは皆勤だそうで、皆が元気なのが嬉しい。(そもそも出欠は素晴らしいクラスだけど。)

さて、アフリカの話題である。アフリカのビジネスニュースで、ナイジェリアへの投資の話が2題続いていた。ひとつは、アフリカ開発銀行が肥料プラント(尿素生産)に1億ドル融資するというニュース、もうひとつは、GE(米国:ゼネラル・エレクトリック)とナイジェリア政府の間で、10億ドル規模の電力・石油・ガスなどエネルギー生産のプロジェクトを推進するという。

http://www.africa-news.jp/news_MgaDs9Ywm.html

ナイジェリアはアフリカ有数の石油生産国であり、1億を超える人口をもつ。つまり市場規模が大きいわけだ。投資が進むサブ・サハラ=アフリカでも、最も注目される国の1つである。

この2つの記事でわかった事の中で、最も面白かったのは、現在ナイジェリアの化学肥料自給率が2割程度であったことである。これを簡単に論じることは難しい。多いのか、少ないンか?ともかくこの融資でナイジェリアは自給率100%を越え、近隣諸国に輸出することが可能になるらしい。工場自体の雇用創出は多くはないだろうが、その販売・輸送関係での雇用が拡大するのは間違いない。

投資の拡大による経済成長が、これからのアフリカを飛翔させることは間違いない。様々な問題はあるだろうが、鄧小平ではないが豊かになれる者から豊かになるしかないんだろうなあ。

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