2010年6月20日日曜日

カルザイと抹茶ロールケーキⅡ


 今日のブログは、昨日に引き続き愚息とカルザイ大統領の対話集会の話である。このニュース、昨日NHKTVで、6時すぎと8時ごろ流れたらしい。らしいと言うのは、私も愚妻も見ていないのである。愚息本人に旧友から、我が家に義姉から連絡が入ったのでわかった次第である。そう、愚息がTVでインタビューを受けていたのである。

 日本を訪れているアフガニスタンのカルザイ大統領が、きょう、京都市の大学で大学院生との対話集会に出席し、「日本の人たちの貴重な援助は、政府として効果的に使いたい」と述べました。対話集会は、京都市上京区の同志社大学で開かれ、大学院生などおよそ100人が参加しました。はじめに、カルザイ大統領は「アフガニスタンは、経済の発展やインフラ整備などが大きく進んだ。特に大学に通う女子学生がおよそ4割となるなど、教育の面で大きく前進した」と述べました。また、日本政府が予定している日本円で4500億円にのぼる財政支援について「日本の人たちの貴重な援助を政府として、効果的な事業に使いたい」と話しました。続いて質疑応答が行われ、大学院生が「両国の文化の交流についてどう思うか」と質問すると、カルザイ大統領は「1000年以上前から日本とは仏教を通して長い交流がある。また、互いを尊敬しあうなど、多くの共通点があると思う」と答えていました。また、19日午前に広島を訪問したことを受けて、カルザイ大統領は、核兵器について「原子力は有効なエネルギーになりうるが、核兵器は、資源を無駄にし、環境も汚すもので、どの国にとっても助けにはならない」と述べました。参加した、男性の大学院生は「気さくな人柄で、真摯に質問に答えてくれた姿が印象に残った。ふだんは学べない貴重な経験ができた」と話していました。

 これは、NHK京都支局の記事である。この最後のコメントした”男性の大学院生”こそ愚息であるらしい。どうやら、愚息の質問は、この記事には挿入されていない。愚息は、最初アラビア語で丁重な挨拶をして、カルザイ氏をうならせた後、英語で顔色が変わるような質問をしたらしい。それで、終了後マスコミが取り囲んだというわけだ。(笑)
 
 同志社大学というところは、以前ブログにも書いた(3月20日付)が、懐の深い大学である。総長はきっと笑って許したのだろう。愚息は、来年担当教授と共にアフガンに行くらしい。おいおい、大丈夫か?京風の抹茶ロールケーキでも、お土産に持って行った方がいいぞ。

2 件のコメント:

  1. ニュースで、同志社大学に大統領が来られたというのを見ました。
    大学生とこうやって話せるのは、素敵な機会ですね。
    それにしても、ご子息はすごいですね。
    大統領をもうならせるなんて。
    私も、そんな誰にも負けない知識や経験をつみたいものです。

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  2.  コメントありがとう。
     単にアラビア語ができるにすぎない。と、言ってやりたいが愚息は、いわゆるグラマーピープル(語学=文法を簡単に理解できる人間)らしい。誰のDNAだろうか?思い当たらないんのやが…。

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