2010年6月5日土曜日

ブログ更新中断の長い言い訳


 昨日は、さすがに過労でブログを更新できなかった。いつものように5時30分起き。愚妻も過労ぎみで、珍しく起きれなかった。見送りなし。(非常に珍しい。)1時間目日本史B。井伊直弼の生涯を語る。逆境があればこそ、修羅場に強かったわけで…汗だくの講義。(低血糖かなあ?)2時間目倫理演習。ウパニシャッド哲学を語る。こちらは4人の気楽な授業。3・4時間目は、放課後の第1回修学旅行説明会の準備である。3年生にプレゼンテーションをしてもらうので、プロジェクターの準備やら、案内板の掲示やら…。何度も4階まで行ったので、かなり運動した。昼食はハムサンドのみ。昼休みは、その会場の多目的室の掃除担当の1年生を使って椅子の整備である。クーラーをつけてないので、密室で汗だく…。5・6時間目は現代社会。アダム=スミスの神の見えざる手やリカードの比較優位説の説明である。これまた汗だく。この1週間ミネラルウォーターなしでは授業が出来ない。そうそう、最近3Bでは教卓の上には、「トリビアの泉のへ~ボタン」がいつも置いてある。ある生徒がいつも置いてくれている。ありがたいというか…。プレッシャーというか…。面白いことを言うと押すのであるが、余裕がなくあまり活用ができなかった。

 授業が終わっていよいよ修学旅行の説明会である。保護者同伴で16:00開始である。国際交流のY先生やI先生に手伝ってもらいながら、受付である。保護者同伴であるし、その時その時の中国への様々な反応も微妙であるので気を使う。司会は当然私である。学校長の挨拶から始まる。1人の生徒が保護者を待っていて遅れて入ってきた来た。学校長の挨拶の途中であり、しかもその前を遠慮なく横切って席に着き、さらに自分の座るべき席が間違っていたことに気づきさらに移動した。カチン!と私の指導スイッチが入ってしまった。次のプログラムに進む前に、これを指摘し毅然と指導を入れた。(学校長にも担任のO先生にも、後でお礼を言われた。あそこで最高責任者の学校長が怒ってはまずいし、私が言うしかないのである。保護者の中でも私の指導に”ウンウン”とうなづく姿がチラホラであった。本校はちゃんとした学校なのである。)私は生徒には、出来るだけ自由にさせてやりたいのだが、ケジメには実にうるさい。最初ざわざわしているのを、保護者も含めて、きちっと挨拶をして始めた。最近、教育界において、こういうあたりまえのことが行われなくていいるように思う。自由の意味を履き違えているような気がする。さて、なんとか無事に説明会が1時間ジャストで終了。後片づけを終えたら6時である。<今日の画像は、今回私が初めて修学旅行のプログラムに入れた北京の歴史地区胡同:フートンである。>
 
 携帯が鳴った。本校の元教頭で、今は某校の校長になったF先生からである。今日は久しぶりに、立ち飲み屋で再開することになっているのである。本校で生物を教えていた某高教頭になっている熱血のS先生も来る予定である。さらに今年転勤したM先生も合流して2時間半、立ちっぱなしで飲んだ。(と、いってもビール2杯で私は致死量に近くなったので、ウーロン茶に変えたが…。)F校長の学校に、A先生と言う英語の先生がいて、JICAの教員派遣研修旅行に応募しているとか。タンザニア行きである。同志的な先生がいることに感激した。7月18日の仮想世界ゲームに”行かせる”から、人脈を作ってやって欲しいとのこと。嬉しくお受けした。A先生とお会いするのが楽しみだ。

 帰宅したら、足がパンパンである。2時間半も立っていたのである。シャワーを浴び、中華粥を食べてから、愚妻が30分ほどマッサージをしてくれた。ふくらはぎと足裏。あまりの痛さに悶絶した。

 今日はというと、朝5時に一度目が覚めた。足がつったのと体内時計が働いたのと両方であろう。もう一度寝たら12時だった。さらに午睡眠を3時間半もした。昨日、ブログ更新が出来なかった言い訳…ずいぶんと長くなってしまった。

2 件のコメント:

  1. 就活+日本語の授業の模擬授業の準備で、ずっとパソコンを開いていませんでした。
    疲れていても、先生のブログを見ると何だか元気が出るのは、先生の思いがブログにつまっているからだと思います。


    修学旅行の準備も本当に大変そうです。
    私にとって、修学旅行は初めての海外旅行であり、初めての中国でしたので、本当に一瞬一瞬を鮮明に覚えています。
    この前高校の友人と集まった時も、修学旅行の話で盛り上がりました。
    今年参加される学生さんにとって、有意義な旅行となることをお祈りするばかりです。
    私は、胡同の中に入ったことはありませんが、胡同の人力車?ツアーに参加した人に聞くと、とても興味深い世界が広がっていたと聞きます。
    高度成長が進むにつれて、どんどん胡同もなくなってくるでしょうから、すごく素敵な観光地だと思います。

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  2. フートンはいいらしい。近代的な北京もいいけれど、歴史を感じることも大切かと思って今年は入れました。就活がんばれっ。

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