2010年1月19日火曜日

恒例!英語DE南北貿易ゲーム


 仮想世界ゲームは今日はお休みである。本校は専門学科で2つの学科があるのだが、仮想世界ゲームをやっていない方のもうひとつの学科は大阪でも最も歴史のある英語科である。仮想世界ゲームは莫大な準備の時間が必要であるので、2クラス同時進行は不可能。英語科には倫理の時間、環境問題を講義していた。センター試験も終わり、恒例の国際理解教育定番のワークショップ「南北貿易ゲーム」を今日やった。
 南北貿易ゲームは、途上国の置かれた経済格差を感じるためのゲームだ。紙を指定された三角形、円形、長方形に切って「製品」を作って売り、資産を増やすという単純なストーリーである。先進国にはハサミやコンパス、分度器など様々な技術と資金が多くある。途上国には、鉛筆と紙しかなく、到底生産は覚束ない。そこで様々な駆け引きが行われるのである。
 但し、そこでかわして良い会話はオール英語である。私が英語科担任の時、我がクラスと隣のクラス計80名でこの南北貿易ゲームをLHRでやった。尊敬する相方のU先生が、「このゲームを是非英語でやりたいですね。」と言われて以来、英語科3年生には全て英語という特別ルールでやってきた。昨年も同様、2人の英語の先生が見学される中で行った。今年もM先生にお目付役で来ていただいた。彼らは、こういう英語漬けには慣れているので問題はない。ただ、盛り上がってくると日本語がでる。「ちょっとぐらいええやんか!ハサミかしてぇな!」(笑)
 私自身は、昔、全校集会で某ALTに「サバイバル・イングリッシュ・スピーカー」と全校生徒の前で称賛されたことがある。かっこよく進行できればいいのだが…今年もサバイバルでやりぬいたのであった。

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