2021年10月23日土曜日

エスワティニの民主化デモ

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旧スワジランドのエスワティニで若者による民主化デモに対し、警官が発砲して力で抑えようとしているというニュースが流れた。高校生たちが授業欠席デモなどをしているとの情報もある。あまり詳しい情報はないのだが、昔からエスワティニは、プレモダンな専制独裁王制の国である。

アフリカには、赤道ギニアやエストニアとか、とんでもない政治状況の国も多いのだが、王国で独裁を今だにしているのは、ここくらいである。アフリカでは、モロッコもレソトも王国だが、立憲君主制で政治的権限は大きくない。

実際、かなり豪勢な生活をしており、プライベートジェットも持っている。国民の方はHDIでは138位/189か国。南アフリカがアパルトヘイトを維持していた時、ここに工場を移転して国際的な批判を切り抜けたことでも有名である。この時期の遺産が1人当たりのGDPを挙げていると考えられるが、国王の贅沢は、まるでブルボン王朝のようなプレモダンさだ。

ようやく、若者が立ち上がっているわけだが…。

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