2014年8月29日金曜日

”WICKED” その7 奮起

昨日、朝のSHRに行ったら、なにやら生徒がクジを引いていた。「席替えしたいと思います。」と団長とクラス代表。聞くと、文化祭の大道具や体育祭のポンポン、団旗など様々なモノが溢れてきたので5列にしたいんだそうだ。以前そういう相談を受けていたので問題はない…いや、ある。3年生は選択授業が多い。わがクラスの教室で授業している先生の承認を得る必要がある。さっそく私が聞いてみると、多くの先生方はOKだったが、地理のI先生が難色を示された。先日6列の座席で席替えをしたばかりらしい。で、団長の出番である。昼休みに平身低頭して了承をいただいたとのこと。その報告を受けて、終わりのSHRで席替えしておくように伝えた。教室に入ると、団長とクラス代表がガンガン指示していた。いいなあ。一気に、クラスの雰囲気が変わった。舞台の歌の練習も始まった。副担任の音楽のY先生の元で、レッスンを受け、6時くらいまで大いに盛り上がって練習していた。やるなあ。

そして今日、朝SHRに行くと、放課後の初の舞台練習について、すでにリーダーたちが連絡をしていた。歌の練習もあちこちでやっているらしい。やるなあ。で、放課後。講堂には30人ほどが集まっていた。部活で公式戦真近の者もいる。他の仕事をしている者もいるから十分結集率がいい。だが、結局シーン1の最初の立ち稽古(実際は2分ほどの演技かな。)で1時間かかった。複雑なミュージカルなのでリーダーたちも大変だ。懸命に変更点をメモに取る。最初だからこんなもんだと思う。できるだけ自分たちの手でやって欲しい。その中で大いに学んで欲しい。

昨日は、3組の舞台稽古を少し覗いた。元2年5組の生徒たちが、リーダーになってくれていて、ほのぼのした、いい雰囲気でやっていた。期待どうり成長した姿が嬉しい。
一方、わが4組は、そんな笑いが出るという感じではない。緊迫している。出番を待つ生徒たちもひたすら歌の練習。(笑)やろうとしていることが難しいのだ。それもいい。真剣だ。勝ちて和す。和して勝つ。

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