2014年8月4日月曜日

長崎余話「海援隊英和いろは」

今回の長崎での戦利品 軍艦島と亀山社中のもの
長崎はなかなか面白い街だった。妻が「長崎」「長崎」といい続けていたのがよくわかった。(妻の場合、魚が新鮮でおいしいということも大きいようだが…。)私の属性はやはり幕末維新にあり、亀山社中をはじめとした様々な幕末の人々の長崎での遊学に思いをはせてしまう。今日の画像は、今回手に入れた教材群である。中でも、亀山社中で手に入れた海援隊のつくった「和英通韻以呂波便覧」は貴重なものだと思っている。すでに海援隊は英語に転換していたわけだ。

軍艦島も極めて興味深かった。近代産業発展のための海底炭田の開発の話は実に面白い。軍艦島についての本もたくさんあったのだが、グラバー園のショップで手ごろな冊子を見つけた。船中でいろいろと解説していただいたが、それを補足する意味でもなかなかいい資料である。なお、シーマン商会から上陸できなかったのに上陸記念証明と石炭をもらった。(笑)

長崎で、知りえた凄い人の話もまだまだある。アウシュビッツで身代わりに餓死したポーランド人のコルベ神父。放射線を研究していて、すでに被爆し白血病となっていた永井隆医師。さらに原爆で被爆、重症をおいながら救護活動に献身した人だ。

またおいおい長崎余話について、エントリーできれば、と思っている。

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