2014年8月26日火曜日

日経 EUの移民問題

スペイン沖の難民の船 
http://ec.europa.eu/dgs/home-affairs/e-library/
multimedia/photos/index_en.htm#P-024567/c_
久しぶりにモーニングで日経を読んだ。EUにアフリカ・中東などから多数の移民がなだれこんでいるのだという。南欧のスペインやイタリアにまず入ってきて、そこからドイツやイギリス、スウェーデンなどを目指すらしい。とにかくヨーロッパに入ってしまえば、国境は無きに等しい。パスポートなしでも移動が可能だ。(シェンゲン協定)そしてそのまま不法移民と化す。EUの取り決めでは、難民に関しては、最初に入り込んだEUの国が対策を取ることになっており、これにスペインやイタリアは強く反発している。今でさえ、対応にかなり苦慮しているからだ。

イギリスは、シェンゲン協定には不参加なので、徹底的に規制している。フランスでは、極右政党による排斥運動が強いので、政府もうかつに動けない。下手をすると、極右政党の台頭という事態が予想されるからだ。ドイツも人口の1/5が移民という状況で、難しい舵取りを迫られているのが現実。

…そんな記事だった。今朝は、メモを取らなかったので概要の紹介しかできない。今夏の国際理解教育学会で、私は多文化共生の難しさをイスラエルを例にとって主張した。理念として多文化共生を推進していくことに、私は反対しているわけではない。難しい、とあえて主張したのだ。とはいえ難しい、と主張したところで何も変わらない。何故互いを理解できないのだろうか。そんなことを一所懸命考えていた。

…欧米的な正義・イスラム原理主義など、一神教の世界は、多文化共生についてあまりに不寛容だ。私が20歳の頃から学んできた大乗仏教には平等代慧という発想がある。人間は全て仏の因を内在している故に、全ての人が尊いのである。この原理によって、いかなる差別(仏教で言う差別は差がある、違いがあるという事である。)があろうと、人間は全て平等なのである。仏教徒にとって異教徒であろうと、この原理は生きている。このところ、大乗仏教が、やっぱりイチバンだなあ、などと思うのであった。

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