2012年3月31日土曜日

ソフトテニス部を見に行く

記念写真後に指導しているH先生
本校の運動部では、なぎなた部が全国制覇してムチャ有名であるが、ソフトテニス部もインターハイの常連である。強い。その練習場(テニスコート)は、第二体育館の屋上(5階くらいになる)にあり、登るのが面倒なこともあって敷居が高かった。テニス部の生徒もたくさん知っていて、一度見に来てくださいとずっと言われていたのだが、この1年間行ったことがなかった。だが、本年度最後の日であった昨日ついに見に行くことになった。

と、いうのもテニス部の第4顧問(笑)のH先生(彼は期限付き講師、要するに1年の期限で教諭なみの仕事をする講師である)が、晴れて奈良市教育委員会の採用試験を突破し、I高校に採用された。彼にとって、昨日は最後の日だったわけだ。夏の採用試験の面接を受けるにあたって、いろいろと相談も受けたりした期待の若手だ。私は酒は苦手なので、祝杯とはいかないが、最後の日にお茶くらいはと、誘ったのだった。聞くと5時まで最後にテニス部の世話をするらしい。生徒とラリーくらいはしたいということで、「じゃあ生徒と記念写真を撮ってあげよう。」ということになったのだ。愛機G12を持って(私はいつもカバンにいれている。)、H先生の誘導で、階段を上ったのだった。

本校で最も高いところにあるテニスコートは、なかなか良い眺めで、生駒山が綺麗に見える。(画像参照)少し風は強いが快適である。ただ、夏は照り返しもあって暑そうだ。約束通り、記念写真を撮って、急いで職員室で画像をCDに焼き付けた。彼は、5時を過ぎてもまだ指導していたようだ。文字通り1分1秒が貴重な時を過ごしたと思う。で、「祝H高校講師卒業記念」とのタイトルをCDに記して、整理された彼の机上に置いたまま、私は下校したのだった。

彼の教員生活の新たなスタートに幸あれ。なにより、奈良だというのが良い。

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