2012年3月22日木曜日

追想ピーター・オルワ氏のことⅤ

私の撮ったマサイ・キリン(キリンの話は出てこないけど…)
毎年書いているのだが、今日は私の誕生日であるとともに、ピーター・オルワ氏の命日である。私も54歳になったが、教師生活のカウントダウンのゴングがまた1回鳴ったような気分で、決して嬉しくはない。自分のことより、ピーターの冥福を祈る日になってしまった感じだ。

今日はめずらしくアフリカの野生動物の話を書こうと思う。JICAの教員研修旅行では、ナクル湖国立公園やナイバシャ湖なども訪れた。正直、私はあまり興味がなかったのだが、ピーター氏の話は面白かった。ピーター氏は日本の某動物関係の専門学校の講師でもあり、無茶苦茶詳しいのである。足跡やフンを見て、即座にどの動物のものかを言い当て、解説してくれる。
ピーター氏によれば、最も危険な動物は「カバ」だと言う。水中でのんびりしているカバは愛らしいイメージがあるのだが、案外性格は凶暴だという。しかも雑食性のカバは、時折陸上の「村の食糧」を求めて上陸するらしい。以外に俊敏であること、目が悪いので、柵など押し倒して村をめちゃくちゃに破壊するという。赤ん坊などが踏まれて犠牲になることも珍しくないらしい。

ナイバシャ湖は、グレイトリフトバレー(大地溝帯)の構造湖(マントル対流による地球の大陸移動で生まれた湖)のひとつである。「野生のエルザ」の話で有名な地でもある。ここで、小さなボートに我々は分乗し、遊覧したのだが、カバが寄ってきた時、ピーター氏が「カバに気をつけて。絶対怒らせたらアカン。」と何度も叫んだのであった。たしかに怒らせたりして、舟にぶつけられたりしたらかなりヤバイ雰囲気であった。(笑)

ところで、ピーター氏の兄は、「サイ」を捕る名人だったらしい。カバよりヤバそうなサイだが、本当に目が悪いらしい。サイを怒らせ、走ると、やみくもに一直線に猛進してくるらしい。その先に大きな木があればGOOD。兄さんは、その木にふっと身を隠すそうだ。サイはドッカーンと木にぶつかって失神。(笑)「サイは怖くない。怖いのはカバやね。」と何度も言ってたのを思い出す。

私たちは、多くのケニアの野生動物をピーター氏の案内で見せてもらった。もう一つのピーター氏の名言。私と静岡のM先生が野生のシマウマを見つけて感動していると、「シマウマは、掃いて捨てるほどいますね。」と言ったのだ。たしかに…。ほんと掃いて捨てるほどいたのだった。(笑)

追記:応援していた女満別高校が負けてしまった。来年度の持ち教科を決める教科会と入試の判定会議で、ライブで見ることすらできなかった。まことに残念である。

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