2024年3月23日土曜日

ドストエフスキーの依存症

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何かの本で、ロシアの大文豪ドストエフスキーが、ギャンブル依存症であったと知った。実は、私はギャンブルには絶対ハマらない人生を送ってきた。麻雀は学生時代によくやったが、点3とか点5とか金をかけるのが嫌いで、「名誉」をかけてやっていた。(笑)パチンコも何度か行ったが、1000円も負けるとすぐやめた。友人に聞くと最近のパチンコでは負ける時は万単位だと聞いて信じられなかった。(笑)アメリカやカナダでカジノにも行ったし、スロットもやった経験があるが、授業のネタとしての経験を積んだに過ぎない。競馬は、誘われて1000円くらい付き合いでやったことが何度かある。信じられないが、初体験でマンハッタンカフェの単勝で勝ち、その直後の有馬記念では、1着マンハッタンカフェと2着に大穴のアメリカンボスがきて20万円ほど儲けたことがある。だが、その後はハマることはなく、JRAには勝ち逃げしたままである。

この私のギャンブルへの淡白さは、多分に、私が生まれる前に父親がボートレースにハマり、母親を随分泣かせたという話を聞かされていたからだと思う。ギャンブルは、非生産的であるというのが信条だ。

大谷翔平君の専属通訳の一平君が、違法賭博でドジャーズを解雇されたというニュースで大騒ぎになっている。大谷君をずっと献身的に支えてきたのに、実に残念である。まさに天国から地獄へ堕ちたというシチュエーションであるが、ちょうど結婚した大谷君をこれからは奥さんが支えるだろうと思うし、こういう話題を詮索するのは好きではないし、私の美学に反するのでここまで。ただ、どんなに有名人でも才能があっても、そういう依存症的な弱み(=煩悩の貪)を持っているのが、無明たる人間というものなのだろうなと思う。

偉そうに言う私も、喫煙とコーヒーの依存症からは、おそらく抜け出れそうにない。(笑)

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