2024年3月12日火曜日

3.11から13年目に想う。

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一日遅れになったけれど、あの3.11東北の大震災から13年目を迎えたことについてエントリーせねばならない。今年は元旦から能登半島でも地震があったりで、決して歴史的な話ではない。妻に聞いた話だが、東京都知事が、都民に備蓄を呼びかけたそうで、いつ何時、どんな大地震が起こっても不思議ではない。

13年前、私はM高校に勤務していた。大阪では、震度3くらいで身体に感じるなあという程度の揺れだったが、それでも、正門前の畳屋のおじさんが飛び出てきて、「先生、地震や。」と言って、電線を指さしたのを覚えている。私は自分の体調不良かぐらいに思っていたが、その後、大変な地震だったことがわかった。妻からも何度もメールが届いた。妻は、リアルタイムで津波の実況を見ていたのだ。

翌朝、駅に向かう途中、ラジオ体操の歌が流れてきた。♪新しい朝が来た、希望の朝だ。という歌詞にこの時ばかりは違和感を強く感じた。

その後、女性教頭の”心配”による制止要請を振り切って、予定通り、秋田商業高校に出張した。秋田空港で、岩手の方を向いて黙祷・合掌した。ホテルで、何度か地震警報も鳴ったし、この頃特有の非商業的CMが流れていたのを思い出す。もうあれから13年もたったのだった。

昨日は、学園でも担任の先生方はSHRで、残る我々は職員室でも黙祷が行われた。「防災への備えとともに、生徒の生命を守るという教師の責務を忘れないように黙祷したいと思います。」との言葉とともに。

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