2022年12月13日火曜日

ミイラージュ(天国への昇天)

https://www.meisterdrucke.jp/fine-art-prints/Iranian-Master/781911
ムハンマドの昇天についても「逆説の世界史2」には詳細に述べられている。ガブリエルの案内で天界の門にたどり着いた。最下天には。アダムがいて、地獄の獄卒のように人間の魂をよい魂と悪い霊に振り分けていた、「孤児の財産を不正に貪った人々」「利子を貪った人々」「神が禁じた女性に手を出した人々」「不義の子を夫の子と偽った女」という4つの大罪を犯した人々の罰を受ける姿を見る。第二天には、母親どうしが親類であるマリアの子イエスとザカリアのヨハネ(洗礼者ヨハネ)がいたが、ムハンマドは彼らとは会話をかわさない。そして、第三天、第四天、第五天、第六天と進が、第五天にはモーセの兄アロンが、第六天にはモーセがおり、第七天には椅子に座っているアブラハムがいた。ムハンマドは会話をかわさず、その奥の楽園に入り、神の御座に至る。主は、使徒(ムハンマド)に毎日50回の礼拝を義務として課した。帰路、モーセの横を通ると、「その礼拝は重い。お前の民(ウンマ)は弱い。主の御許に戻り、礼拝の回数を少なくしてもらえ。」と言った。そこで、ムハンマドは主の御許に戻りお願いした。主は40回にしてくれた。ところが、モーセはまだ多いと言う。そこで戻ってお願いし、さらに10回減らしてもらった。モーセはそれでも多いと言い、何回か嘆願を繰り返すうち、主は1日5回にしてくれた。5回でも篤き信仰心があれば良い、50回分の礼拝の報酬をいただけるというわけだ。

例のメッカから一夜にして岩のドームに行き、イサクが生贄にされそうになった岩からの昇天の内容である。礼拝の回数のことは初めて知った。

0 件のコメント:

コメントを投稿