2023年10月29日日曜日

カナダ&モントリオールの話題

https://ameblo.jp/miyukaze/entry-12394081558.html
You Tubeの「しげ旅」はモントリオールに入った。モントリオールとくれば、3つの事柄が思い浮かぶ。

1つ目は、1970年(私が中1の時である)の大阪万博の1つ前のモントリオール万博。この頃は、万博に興味津々で、アビタ67(上記画像参照)という建築物の印象が強い。万博閉幕後アパートとなった。この時期、私は建築に非情に興味をいだいていて、建築関係の雑誌(扶養社の新しい住まいの設計とか)を夜店の古本屋(実に”昭和”を感じる)で買っては夢を膨らませていたのだ。このアビタ67には大いに刺激を受けた。なんとカッコいい建築物かと今も思う。もし、モントリオールに行っていたら、なによりもまずここに駆けつけていただろう。しげ旅では、元万博会場として、川向うの遠景だけしかなかったが…。うーん残念。

2つ目は、オゾン層破壊を防ぐためのフロンガス規制を決めたモントリオール議定書である。これは、環境問題におけるちょっとした受験スキルである。(笑)少し調べたけれど、モントリオールのどこで採択されたかは不明。ちなみに、この議定書に関係する事務局は、ケニア・ナイロビにある国連環境計画(UNEP)らしい。私が、JICAのケニア研修旅行で、水虫治療のため、皆とともに行けなかった国連施設である。

3つ目は、M高校英語科担任時代の教え子の留学先であることだ。神戸市外大の出身で、英語とフランス語が両方学べるということで、モントリオールに留学した。ここで、メキシコ人の男性と知り合い、現在はチワワ在住。結局、英語・フランス語だけではなく、スペイン語も堪能となった。今はヤンママになっているが、Facebookの写真を見ると、面影は高校時代そのままである。(笑)

モントリーオールの次は、首都のオタワかなと思っていたら、トロントまで行くみたいだ。オタワは、カナダの首都であるが、たしかに国会議事堂以外見るべきものもなさそうだ。私が教育委員会の研修旅行で訪れたのは、ハロウィン真っ最中。ブラブラ歩きをしていて、アイスホッケーの練習を自宅前でしていた現地の高校生と交流できたりして印象はとてもいい。カナダ人は、ホント、おとなしいアメリカ人(カナダ人はこの文章化にはきっと怒るだろうと思う。大体アメリカ人と言われるのが最も恥辱らしい。)という感じなのだが、最近、カナダという国家的には揺れ動く国際情勢の中で、あまり良い印象がない。

カナダには、WWⅡ時のウクライナのネオナチ組が多く移住していて、以前から反ロシア活動を支援していた。今回のウクライナ紛争にも陰で一役買っている。また、10月には、バンクーバーで、シーク教の指導者が暗殺された。インド国内でシーク教徒の独立を指導する人物だったが、インド政府はテロリストとして手配しており、カナダのトルドー首相は、この暗殺はインド政府によるものという見方を示したことで、インド政府は反発、互いに批判しあい、外交官をそれぞれ国外追放するような関係になっている。なんか、カナダの国民性とは異質の展開で、国家としては、だいぶイメージが悪化しているわけだ。

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