2018年8月15日水曜日

ちょっと書評 Thanks,OBAMA

久しぶりに書評をエントリーしたい。(まだ全部読んでいないが…。)だいぶ前、PBTの社長から、社会科の教師である私に読んでみたらいいと渡されたのが、「(邦題)24歳の僕がオバマ大統領のスピーチライターに?!(THANKS、OBAMA、My Hepey、Changey White House Years)デビット・リット著/光文社」である。大阪弁風に言うと(もちろん社長は標準語の使い手だ。)「文章がこねくり回されて読みにくいけどね。」と言われて渡されたのだった。(笑)

その意味は、読みだしてすぐわかった。ディテールにかなり凝っている文章なのだ。それもそのはず、彼は民主党のボラティアから、ホワイトハウスの高官の、そしてさらにオバマ大統領のスピーチライターとなったユダヤ人青年であったからだ。

今回のエントリーでは、前半部で私が面白いと思った箇所について記したい。
彼はホワイトハウス入りをする前に、クリントン大統領やゴア副大統領の元スピーチライター4人が設立したスピーチ原稿を執筆する会社の正社員になっている。最高レベルのライターから、頭韻(同じ子韻で始まる単語を続けて用い、音韻的効果をねらう技巧)はあまり目立たないが、タイミングよく使えば効果があること、演説者から一番伝えたいことを聞き出すテクニック、スピーチライターの仕事は芸術であり匠の技で、同じスピーチは2度とないが、流れるような長い文章の間にパンチの効いた短い文章を挟むのが1つのパターンになっていること、さらにユーモア好きの公人にジョークの微妙なバランスなどを学んだと書いている。(P66)

また、こんな話も。スピーチライターにとって重要なのは、聴衆の代理という役割である。スピーチライターと仕事をする人は何かの専門家である。専門家の話はたいていつまらない。ある分野に詳しくなればなるほど、一般人に理解できるように説明するのが難しくなる。スピーチライターが素人を代表して、一般人の集中力が続く短い時間をうまく利用して話を作る。(P146)

時間の制約中で、名文を考える。韻を踏み、ユーモアも交え、わかりやすいスピーチ原稿を仕上げる。なかなか面白い刺激的な仕事だ。現大統領は、極めて稚拙な中学生くらいの英語のスピーチだという記事があった。きっとスピーチライターも各省庁の高官が次々辞めるくらいだから、優秀なスピーチライターが逃げていったのかもしれない。だから、もっぱらツイッター?

2018年8月14日火曜日

ロキソニンな夜

このところ、歯が痛い。最初は右だったが、今度は左。極めて痛いのだ。歯医者にいけばいいのだけれど、私は英語が出来ないし、おまけに糖尿病なので、そのことを念頭に治療して貰わねば、えらいことになるらしい。昨年11月の一時帰国時に歯医者でこう言われた。糖尿病患者は歯を抜くなら1ヶ月は必要だと。うーん。

とにかく薬用歯磨きと痛み止めのロキソニンに頼っている数日間である。このところ、歯が痛くて、あまり足はつらなかったのだが、昨日は夜中に4回もつった。イタタタ。と、いうわけで寝不足で集中力が普段よりはるかに低下している次第。

マレーシアは良いところだが、英語が出来ないと医療はきつい。しかも日本のような保険はない。健康ならこんないいところはないのだが、還暦過ぎのオジイになった身にはちょいとばかし辛いのである。…ロキソニンを飲まねば寝れない夜が怖い。

今日もF38AのOB・OGが4人来てくれたのだが、体調優れず、しかも多忙でゆっくり対応してあげれなかった。申し訳なく思うのである。

2018年8月12日日曜日

北欧の人名的 大阪弁

https://kogusoku.com
/archives/7555
関西の男性トイレの看板
「こぐま速報」の話題を昨日に引き続きエントリーしておきたい。北欧あたりの人名のような大阪弁を集めたタグが面白いということで紹介されている。(もちろん妻に教えて貰った記事である。我が家では、こういう会話が頻繁である。)
https://kogusoku.com/archives/11253

私が特に面白いと思ったものを記しておこうと思う。( )は私が標準語表記に直したものである。

エーモン・ツコテハルワ(いいものを使っておられる)
ナン・ボヤネン(いくらですか?orたいしたことはない)
ヤッパ・スキヤネン(やっぱり好きですよ)
アンタ・ヨーワスレラレヘン(あなたのことを忘れられません)
マックチャウ・マクドヤロ(マクドナルドの呼び名について、マックではなくマクドでしょう)
ワレ・ナンヤネン(怒気をこめて:あなた、なにか私に文句があるのですか?)
キミ・ダレヤネン(あなたは誰ですか?)
ホンマ・ツライネン(本当に辛いです)

欧米では、父親の名前に、英語では~ソンや、ロシア語では~ビッチがついたりする場合が多いが、北欧では、~センやネン、~ソンとなる。たしかに大阪弁風の名前がありそうではある。(笑)

昨日エントリーした観光業を目差すOB・H君への備忘録として追加編である。大阪を添乗したりしたとき、きっとウケると思う。

2018年8月11日土曜日

遠慮のかたまり

https://kogusoku.com/archives/7555
関西の面白いポスター
お客のサイズを知っている店
関西で社会学を学んでいるOBが、「だいぶ社会学的な目を持てるようになりました。」と言っていた。意欲的に勉強しているようで、実に嬉しい。その時話題にしたのが『こぐま速報』と言うWEBニュースの記事の話。こぐまの後がわからなかかったので、その時検索できなかった。ここで、関西弁と関西のウィットに富んだポスターの話をエントリーしておこうと思う。(当然、このこぐま速報を発見したのは妻である。笑)
https://kogusoku.com/archives/11281
https://kogusoku.com/archives/5510

記事では、関東で通じない関西弁ランキングが2種類載っている。
その1:ツレ 押しピン シュッとしている さぶイボ ナイロン袋
その2:遠慮のかたまり 蚊にかまれる ぐねる アテ いがむ

ツレ(連れ)というのは友人を意味する若者語である。使用例:「昨日はツレとカラオケにいってきた。」シュッとしているという語はあまり私は使わない。ニュアンスは格好ええという意味。さぶイボは何かの嫌なことがあると一瞬皮膚にできる症状である。鳥肌。使用例:「(いやな事があって)さぶイボでたわ。」ナイロン袋は、マレーシアではプラスティック・バッグである。

遠慮のかたまりは、遠慮している人を表現した言葉。使用例:「俺、遠慮の固まりやから」蚊にかまれるは、蚊にさされるとは関西では言わないのだ。ぐねるというのは、歩いたり走ったりしている時、足が変な感じでつまずいたようになること。ひどい場合捻挫となる。使用例:「足をぐねってしもた。」「サロンパスはっとききや。」アテとは、酒を飲むときの料理を意味する。使用例:「(妻に)アテあるかあ?」「つけもん(漬け物)くらいしかないで。」いがむというのは、変形するという意味である。標準語ではゆがむかな?使用例:「財務大臣、だんだん顔ゆがんできたなあ。」

さらに、ポスター編も面白かった。上記のポスターは、ある商店街のポスター。かなりやばいコピーだが、全ての客のサイズを知っているいる店という意味。凄い感性。
右の画像は、高速道路の男性トイレ前の看板。関西では、おばちゃんはなかなか強者ぞろいで、高速の休憩所で女性トイレが混んでいると、男性トイレに駆け込むこともある。この時、「今だけ男」と言いながら入ってくる。この事情を知っていれば、一番下の「今だけ男の独自ルール適用もご遠慮下さい」というのが、笑える。

将来観光業を志して、社会学を学んでいるOB・H君に、紹介しておきたかったのは、これだ。(笑)
https://kogusoku.com/archives/7555

2018年8月10日金曜日

PBTの話(55) 進路指導面談

6月のEJUの結果が出て、進路指導を今週から始めている。だいぶ前に上記のような調査票をクラスの学生に配布し、先週のスクールホリデー中にいろいろ調べて熟慮の上、記入して提出してもらった。

水曜日から、いよいよ進路指導が開始。昼休みや放課後に一人ひとり呼んで面談した。日本と違って、学生の多くは大学の偏差値(つまり難しさ)をよくわかっていない。しかも、日本のように何度も模擬テストを受けたりすることもない。彼らの今の資料は、6月のEJUの結果だけだ。これから11月のEJUまでどれくらい伸びるかも未知数。そんな中で、志望校を絞っていかねばならないわけだ。ありがたいことに、日本語の能力については、これまでのPBTの経験則がある。ベテランの先生方にはある程度の予測がつく。

誰しも、国公立大学や難関私大に行きたい。日本語の点数から推測し、ある程度のめどをつけなければならない。志望する学部・学科で、合格できそうな大学を示さなければならない。この調査票をもとに、様々な資料をつけて話し合う。妥当なモノもあれば、こんな大学があるという推薦もする。(面談前にこういう準備が必要で、意外に時間がかかる。笑)

6月のEJUの結果しか使えない大学もあり、11月に希望をつなげることが可能な大学もある。渡日前入試(書類審査だけで日本に行かなくても良い入試)は、早く手を打たなければならない。そういう大学を希望する学生から面談を始めている。今のところ、渡日前入試に挑戦する学生はいないけれど、まだまだこれからである。

今日は、1限目我がクラス、4・5限目がBクラスの授業。しかも(マレー系の男子学生がモスクに礼拝にいく)金曜日なので昼休みが長い。3人の学生と面談した。さらに、嬉しいことにF38AのOBが2人来てくれたので、現況を聞いたり、相談に応じたりしていた。まあ、大車輪の1日だった。これも担任の醍醐味。

2018年8月9日木曜日

国連事務総長 8.8長崎にて

http://news.livedoor.com/article/image_detail/15134495/?img_id=18427171
国連事務総長が、初めて長崎の平和記念式典に参列した。国連で採決された核兵器禁止条約(核保有国やNATO、日本も不参加)に背を向けて、使える核の開発を目差す米国へ向けた強い抗議のメッセージを発信した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000079-asahi-soci

「核保有国は、核兵器の近代化に巨額の資金をつぎ込んでいる。2017年には1兆7000億ドル以上のお金が武器や軍隊のために使われた。これは冷戦終了後、最高の水準だ。世界中の人道援助に必要な金額のおよそ80倍にあたる。」

危険な米国は、国連にも圧力を抱えている。グレーテス事務総長の大いなる勇気を称えたい。少なくとも彼は、ファウストではないことがはっきりした。

2018年8月8日水曜日

オハイオ州下院補選 接戦考

https://www.pinterest.com/
pin/468937379934649981/
オハイオ州の12区下院議員選挙補選では、共和党の牙城であるはずが、かなりの接戦のようだ。この補選、11月の中間選挙で再度議席を争うことになるのだが、ラストベルト(さび付いた工業地帯)で、保守像野強いところ。1982年以来共和党が議席を守ってきた。もちろん、大統領選も12点男が制した。そんな中で民主党の健闘が光っているというか、12点男への批判票が多かったというか…。
https://www.asahi.com/articles/ASL882RWCL88UHBI005.html

記事では、女性や穏健な保守層が棄権したのではないかと推測している。中国との貿易戦争で、大豆農家が大きな痛手をこうむっているし、輸入品の価格高騰もあると伝えている。

ウォールストリートジャーナルの記事では、2000票差で、まだ勝敗はわかならいとAP電は伝えている。暫定投票・不在者投票などが残っており、などまだ未確定の要素があるという。
https://jp.wsj.com/articles/SB12582428471823144100904584396263997486596

…いずれにせよ、中間選挙に向けて、12点男への批判が強まり、共和党の立場は厳しくなっている。これは歓迎すべき事だと私は思っている。
…またイランを恫喝し、取引しようとしている12点男。世界が、さらなる混乱に巻き込まれることは、危険である。一刻も早い弾劾かレイムダック化が望ましい。