2013年2月15日金曜日

A君のD大合格

乾杯はちょっと豪華にエビス
2年生の夏から、世界史Bの補習をしてきたA君が、第一志望の難関、D大学に見事に合格してくれた。朝のうちに携帯電話にメールをくれたのだが、私の携帯はコートのポケットに埋もれたままだったので、その朗報を知ったのは17時半、同じクラスのT君の「スティグリッツの経済学」補習を終えてからだった。
いやあ、嬉しい。彼の受験に関われたことを誇りに思う。

本校の進学は、指定校推薦やAO入試など、受験戦争を勝ち抜くという雰囲気はあまりない。A君のいる文Ⅰの進学クラスでさえ、真面目に学習するが、受験戦争という追いつめられたような雰囲気はない。人間は弱い。どうしても環境に左右されるものだ。彼は休暇中などは予備校の講座にかよい、そういうヌルイ雰囲気を払拭してきたのだと思う。

だから、前任校のような進学校にいると皮膚呼吸するような受験の圧迫感をあえてつくり、孤独な中、頑張ってきたはずだ。だからこそ、余計尊いと思う。よかったたあ。報われたなあ。

メールで、「普段は飲まないビールで祝杯をあげるなあ。」と返信した。約束どおり、ちょっと豪華にエビスビールで乾杯。A君、おめでとう。

2013年2月14日木曜日

アフリカ市場の中長期予測

朝、日経を見ていたら第一面の下の書籍広告に目が止まった。「アフリカ市場の中長期予測」去る1月28日発刊で、アフリカ市場を総合的に分析、国別製品需要予測データ付き。未来予測研究所。27000円+税。高価な資料である。当然買えないだろうが、せめてどんな内容か知りたいと思い、調べてみた。

第Ⅰ編アフリカ市場の中長期予測
 第1章 アフリカ市場の動向 第2章アフリカの地域別分析 第3章アフリカの資源開発 第4章アフリカの新たな発展要点 第5章アフリカの自動車市場 第6章アフリカの家電・電子機器市場 第7章 アフリカの機械市場 第8章アフリカの建設市場と企業進出

第Ⅱ編アフリカ各国の経済データ 54カ国の国別最新経済指標
第Ⅲ編アフリカ各国の名目GDP(ドル表示)の予測 2020年までの予測・数値・グラフ
第Ⅳ編アフリカ各国の主要製品の需要予測 国別10年後の需要予測
 家電:民生用電子機器 薄型TV デジタルカメラ パソコン 白物家電 エアコン 冷蔵庫 洗濯機 産業機械:一般機械 風力発電 太陽光発電 発電設備 精密機械 建築機械 農業機械 情報機器:携帯電話 自動車:自動車 乗用車 トラック 鋼材建材:鋼材 金属製品 板ガラス セメント 化学製品:プラスチック 塩ビ ゴム製品 化学肥料 医薬:医薬品 衣料:衣類 化粧品・洗剤:化粧品 洗剤 紙:紙

うーむ。かなり面白そうだ。でも、ちょっと専門的すぎて学校の図書館で買って欲しいともいえない。(笑)梅田のJ堂に見に行こうかな。あそこなら、椅子に座ってじっくり眺めることも可能だ。

2013年2月13日水曜日

立花隆「天皇と東大」を読む Ⅲ

http://www.ne.jp/asahi/frog/hh/taish33.html
昨日の朝、爆睡していて乗り越し、京橋までいってしまった。こんな調子ではなかなか読書も進まない。(笑)とはいえ、立花隆の「天皇と東大」なかなか面白い。少しずつ読んでは意外な事実に驚くことが多い。

前回書いた『森戸事件』(クロポトキンの思想を紹介した教授の処分)以来、東大では右翼と左翼のせめぎ合いが起こってくる。右翼の方は、山縣有朋に繋がる上杉教授が、右翼学生を集めていく。一方、左翼の方も「新人会」と呼ばれる集団を形成していく。この右翼も左翼も、さすが東大。なかなかのビッグネームが登場する。

右翼の方は、まずは平沼騏一郎を中心とした「国本社」である。山川東大総長もその一員の最大の国家主義団体である。さらに「血盟団」の流れで、上杉教授の元に集結していた「七生社」(七生報国から名前を取っている)。ここには、牧野伸顕を暗殺しようとして逮捕された四元義隆(法学部学生。後、陽明学を講し中曽根元首相の政治的師となる。)また北一輝、大川周明の「猶存社」に流れた学生もいた。上杉教授から大いに期待された大秀才でありながら、北一輝に魅かれたのが岸信介(戦中の革新官僚、公職追放後首相)である。なかなか凄い時代であったわけだ。

ところで、私が最も面白いと思ったのが、大正七年に「老壮会」という極右・極左の合同勉強会があったという事実である。国家改造をめざす人々には共通点も多かったようで、神楽坂の演芸場あとで、二週間に1度ほど任意で集まり、会員がかわりばんこに講演したらしい。極右からは、大川周明、中野正剛、北一輝など。左翼からは大杉栄、堺利彦など。なかなかのビッグネームである。4,50人が集まり、講演の後質問会をしていたようだ。私心がないからか、呉越同舟ながらうまくいったらしい。方法論では激論がかわされたらいいが、その中から何かを生み出そうという気分が強かったらしい。結局、「老壮会は、真田幸村のいない大阪城だ。おもしろいけれど実戦には使えない。」と北一輝が飛び出していくのである。左右両派は、それぞれ反発しあいながらも、その源流に置いては、認め合っているところがあったらしい。

しかし、東大では、その後左翼の「新人会」と右翼学生が血で血を洗う内ゲバに突入していく。激突の場面に赤尾敏の名前が出てきたりして、おおっと言う感じ。

私はこういう社会思想史が嫌いではないし、そこそこ知っている人名が登場するのが面白い。しかしその歴史をひも解くとかなり複雑である。立花隆の調査と筆力には全く頭が下がるのである。

2013年2月12日火曜日

AFRICOOK 紹介

NPO法人アフリック・アフリカのHPを覗いていたら、新しいHPが作られていた。アフリカの料理を紹介するページである。まだ出来たばかりなので、そんなに記事は多くないが、アフリカ各地にちらばっている研究者のフィールドで、アフリカの食をどんどん紹介してもらえるようだ。こういう素朴で、アフリカの日常的な紹介をしてくれるHP、実に貴重である。と、いうわけで今日はその紹介。

私としてはタンザニアの「トウジンビエの塩茹で マルーラとともに」に魅かれたのだが…。
http://africook.blog.fc2.com/

2013年2月11日月曜日

アフリカのニワトリ事情

道祖神からまた「DoDo World News」(2月号・No140)が送られてきた。カルチャースクールくらいしか行かないのに、ありがたいことである。そこで、今日はここに載っている最新のアフリカツアーの中から、もし私がカネとヒマがあれば絶対行きたいベスト3をエントリーしておく。たまにはこういう楽しい話題も良いではいかと思うのだ。基本的に、私はアフリカに野生動物や自然を見に行くわけではなく、「人」と「文化」を見に行くので、ちょっと道祖神の一般的なお客さんとは違うと思うのだが、私のようなマニアックな旅人を対象にしたツアーもあるわけだ。

第3位 マラウィ湖からモザンビークへ世界遺産の旅15日間(8/10出発 598000円)
マラウイの首都リロングウェから、マラウイ湖畔のセンカ・ベイへ。2泊3日の滞在。国境をバスで越え、列車にも乗りモザンビーク島へ。マレジャ保護区、イボ島などを巡る。
第2位 北カメルーンの民俗とチャド湖訪問 10日間(7/7出発 558000円)
アジスアベバからドゥアラという町へ。北カメルーンの小さな町を、水曜市なども含めて巡りながら、ワザ国立公園、チャド湖を訪問し、最後は首都ンジャメナまで。
第1位 ウガンダ・スタディーツアー 9日間(7/27出発370000円)
内戦で難民や少年兵の問題を抱える北部のグルを中心に地元の人たちと交流するスタディーツアー。最後は首都カンパラへ。

ううむ。こんな記事を書くと無性に行きたくなるのであった。

ところで、写真家の船尾修氏のエッセイが載っていた。「やっぱり地鶏がウマイ!アフリカのニワトリ事情」というタイトルである。ウガンダのアフリカNo3の高峰ルウェンゾリ登山の時の話だ。アフリカでは、ニワトリは生きたまま売っていることが多い。麓の町カセセで、食料品を揃えていたら、少年たちがニワトリを抱えて売りに来たという話だ。ここから原文のまま。
『これは保存がきく。携帯食になるなと思って購入したのだが、いざ山へ入るとガイドがその日のうちに調理してしまうという。理由をたずねると、「ニワトリを狙って雪豹が出たら怖いでしょ。」とのこと。ごもっともです。』

私は大笑いした。ところで私もサヘルの村で、ホロホロ鳥を丸ごと買って調理してもらった経験がある。(残念ながら調理の様子は見ていない。)

2013年2月10日日曜日

離煙してクロノグラフを購入する

私は食を楽しむという人生を送ってこなかった。さらにおしゃれを楽しむという人生も送ってこなかったと思う。だいたい服装など無頓着で、シャツさえ清潔ならばいいのではいかと考えてきた。だから、生徒からしたら、ほとんど服装が変わらない教師だと思う。(笑)海外でTシャツやキャップは一所懸命に探すし、センスは悪くないと思っているのだが、普段は着たきりスズメである。

そんな私なのだが、時計が欲しくなった。時計も服装同様で2000円くらいの安物ですましてきた。(だいたい関空で出国前にお土産店で日本製を買うことが多い。)離煙の結果、それなりに資金が蓄積されてきたこともあるのだが、最大の理由は、我がクラスのN君がいい時計をしていたことにある。聞くとディーゼルの2万円くらいのもだ。高校生としてちょっと贅沢だが、なかなかセンスがいい。担任はと言うと、2000円。こりゃイカン。と物欲に火がついた。滅多にないことである。(笑)

で、WEBで毎日調べたのだった。今回はクロノグラフ(ストップウォッチ併用の時計)にすることにした。2万円内外の時計をリサーチして楽しんでいた。最初に気にいったのがSEIKOの逆輸入時計で、キャメルをモチーフにした時計である。よく考えたらSEIKOの時計を所持した覚えがない。この不況下では、国産品の消費活動を行うことは尊い。(笑)だいたい17000円くらいだった。ある会社に一度は納金までしたが見事に品切れ、返金。その事件以降、品切れでない店では、27000円くらいにまで値段がアップした。どうも逆輸入の時計なので、アベノミクスによる円安の影響らしい。うーむ。27000円出したら損した気分はぬぐえない。

で、SEIKOのタキメーターつきのクロノグラフに目をつけた。22000円ほど。落ち付いたいい時計だ。タキメーターというものも調べて見た。必要不可欠ではないが、面白そうだ。これに決めようとしたら、インフルエンザになったわけだ。おかげで、ワンワールド・フェスティバルに行けなかった。毎年生徒に奢ったり、いろいろなものをNPOのお店などで買うのでⅠ万円以上の出費を覚悟していたのだが、まるまる残ってしまったわけだ。

で、予算アップが可能になった。結局、前々から注目していたWENGERというスイスの時計にしたのだった。(一番上の画像参照)地球市民としては日本製にこだわらない。(笑)昨日、京都へ行く寸前に商品が到着したのだった。この時計は、レスキュー隊パイロット用らしい。私が気に行った最大のポイントは、右上のストップウォッチのボタンに赤いリングがついていること。まあ、気に入るというのは、そういう些細なコトのような気がする。ちなみに、他のWEBの店では58000円くらいの値がついている。税金や送料を含め、28000円くらいになった。うむ。この辺は、私も大阪人のはしくれである。(笑)

パキスタンカレーを楽しむ

昨日の公開講座、実は妻と京都に出てきたのだった。彼女には彼女の用事があったので、もちろん別行動だったが、帰りの電車も合わせたのだった。そんなこんなで、いつもよりかなり早く神宮丸太町駅に到着した。いつもなら、鴨川を散策し、対岸の店でコーヒーなどを飲むのだが、離煙してからは、喫茶店に入ってもどうも決まらない。

少し小腹も空いていたので、鴨川を渡り川端通から河原町通まで出た。なんかないかなと、探検である。京都もおいしい店は多いのだが、観光客の一見さん目当ての高い店も多い。で、見つけたのがパキスタンカレーの店である。

普段、私は学校の食堂では250円のカレーを食べることが多い。本校の食堂は運動部主体の高カロリー定食をウリにしているので、糖尿食に適した私の胃腸にはきびしい。で、何も考えずカレーなことが多い。時には3日連続のこともある。私は食を楽しむという人生を送っていないのだ。(笑)

このパキスタンカレー、700円でチャイ(甘いミルクティー)もついているらしい。安い。注文してみると、かなりサラサラのル-で、なかなかピリ辛であった。ライスには少し干しブドウが置かれてあって、高級感がある。味もなかなかいけるのである。私はカレーについてくるらっきょうが好き。カレーを口に運んでは、ポリポリとらっきょう。時には食を楽しむ人生もよい。

私には少し辛かったが、らっきょうと後のチャイがそれを十分補ってくれた。また来ようと思ったのである。案の定、帰りの電車で妻に言われた。「またカレー食べたん?休みの日くらい…」妻の説教はいつもより長かったのだった。