2026年5月9日土曜日

フロイト漫画講座とダリ

『高校生からのフロイト漫画講座』(コリンヌ・マイエール著・アンヌ・シモン画・岸田秀訳)を、通勤で気楽に読めそうなので昨日学院の図書館で借りてきた。

本編もなかなか面白い。アンナ・Oの症例、エディプス・コンプレックス、ねずみ男の事例、ハンス少年の症例を挟みながら、フロイトの人生を概観している。1938年、ナチの台頭で、ロンドンに移住してから、サルバドール・ダリがフロイトに会いに来た話も出てくる。ダリは、「フロイトの頭をカタツムリみたいですね。」「私と気違いとの違いは、私は気違いではないということです。」と言ったようで、フロイトは「気違いになりたい人は気違いじゃないよ、ハッハッハッ。」と言っている。(差別用語バリバリだが、本書のママに記した。)
https://www.artpedia.asia/dali-snail-and-the-angel/#google_vignette
このダリとの対話に関しては、ダリのシュールリアリズムの作品群を念頭に置くと実に面白い。特に、この出会いの際に、自転車の上に乗っていたカタツムリにインスピレーションを得て「カタツムリと天使」という彫像を後年作っている。…つづく

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