2021年2月28日日曜日

同窓会入会式にて


今日は日曜日だが、1・2年生は学年末考査。3年生は同窓会入会式と卒業式予行の日である。コロナ禍のため、今回は在校生抜きの卒業式となった関係である。私は、塾と学校の連携を深めるために、早めに出勤、同窓会入会式に参加した。三崎高校は、地域に根差した学校なので同窓会との関係も深い。

同窓会会長のNさんとも懇意である。そのNさんの話がよかった。今年の3年生は、1年の時分校化の危機感の中で過ごし、伊方町の風景を背景にした映画”せんたんビギンズ”に出演した生徒もいる。2年になって逆転的分校化危機回避(文科省の地域協働推進校に選ばれた関係で分校化が見送られた。)があった。せんたん部をはじめ総合的学習が一気に花開いた年でもあり、みさこうマルシェ、せんたんミーティング、みっちゃん大福の全国制覇、エシカル甲子園、大久でのせんたん劇場と全力疾走の1年であった。その中心が今の3年生。さらにおまけとして、12月には彼らのクラスにローラがやってきてTV番組まで製作された。(画像参照)

Nさんは、その活躍に感謝し、現1年生の大量入学に結びつき分校化の危機を回避したことに礼を述べられたのだ。だが、今年度はコロナ禍で事には思うように活動が出来なかった。「非日常が日常になり、日常が非日常化した。」そんな激動の3年間を送った3年生にこんな話をされた。

「与えたことは思わず、与えられたことを忘れず。」人間、ああしてやったとか、こしてやったのに、ということは多い。反対にしてもらったことに感謝を忘れがちである。その反語といえる。おそらく、Nさんの人生訓なのであろう。Nさんは好きだった酒をやめ、「今は趣味は妻やけん。」とよく言われる。3年話の中でも、「両親はもちろん、結婚してからの妻や夫への感謝が大事。」と言われていた。…実にNさんらしいし、胸に刺さる言葉だと思う。

2021年2月27日土曜日

Topic: F40A やねん

 D大に入学しながら1年間マレーシアでレポート作成に励んでいたL君も、いよいよ春休み。大学側からも来日の段取りをしてくれているようで、かなりの経済的負担はあるが来日の決意を固めているようだ。そんなL君からZOOMのお誘いがあった。今日のブログのタイトルは、そのミーティング名である。S県立大のJ君、R大のJ君と4人で、またまたディープな話をしていたのだった。いやあ、楽しかった。

私が今一番懸念しているのは、彼らは皆中華系のマレーシア人であるが、これから先どう国際情勢が変わるかもわからないし、ウィグルや尖閣などの情報が入り乱れ、日本国内でも対中国に対して批判的な動きが出てくる可能性があることである。

彼ら「華人」(大陸の中国人+東南アジア等の中華系)に対して日本で暴力的なことが起こるとは思わないが、(老婆心ながら)実に心配なのである。彼らの中で唯一孔子学院のあるR大のJ君に、大陸の学生との関わりも聞いたり、S県立大のJ君にも同様の質問もした。彼らは、F40の中でも優秀な学生であったし、国際情勢を冷静に判断できる社会科学系の学生なので、その辺の分別は十分であり、当然ながら私の危惧も十分理解してくれていた。

アルバイトの話やR大のJ君のドイツ語の話、他の生徒の状況(F40 の姉妹が大阪の天下茶屋に引っ越したそうだ。)なども面白かったし、S県立大のJ君の入国の際の話も面白かった。

最後に2日に実施するM中学でマレーシアを題材にSDGsを語る話になって、彼らならどんなSDGsとの関わりを提示するかと聞いたら、L君が「ゴミの分別はどうでしょう。」と言ってくれた。なるほど。マレーシアでは一応分別の規定はあるが、かなりゆるい。日本との差異は大きい。ゴミの話で最後は盛り上がったのだった。(笑)是非、この話、挿入しようと思う。

今春からは2回生である彼らは、さらに社会科学の徒として、”担任バカ”かもしれないが、それぞれの学問に打ち込んでおり立派になっているように見えた。…F40の将来ある3人の学生に幸あれ。

2021年2月26日金曜日

SDGs補充学習教材その2


3月2日に、もう一度M中学で補充学習を行うことになっていて、前回のパワーポイント教材を仕上げながら、何日もかかって少しずつ次の教材を作ってきた。それが本日ほぼ完成した。”アフリカからSDGsを視る”の時に、ブルキナファソのところで、インフォーマルセクターのことを伝えたかったのだが、「環境」「パートナーシップ」に落ち着いた。理由は「ゴール」(SDGsの17のゴール)だけでは説明がつかず、ターゲットを説明する必要があるからだ。第2回は”マレーシアからSDGsを視る”でいこうという案もあったのだが、中進国マレーシアで私がSDGsと関連付けるとしたら、なにより外国人労働者の問題である。これもターゲットから説明した方がわかりやすい。そこで、「ターゲットからSDGsを視る」というコンセプトになったのだ。まずマレーシア、そして今再びのブルキナファソ、そして最後は「三崎からSDGsを視る」ということにした。”地方創生からSDGsを視る”、この終わり方が一番いいと思うのだ。

話の割合は4:3:3くらいで進めていこうと思う。中学生には少し難しいかもしれない(高校生でも…かな。)けれど、SDGsには169もターゲットがあって、これを理解しなければ、浅い理解=ほんの教養程度になってしまう。せっかくなので、ちょっと背伸びをしてみようと思う。

2021年2月25日木曜日

アフリカからSDGsを視る


地元のM中学で、今夕「アフリカからSDGsを視る」と題して補充学習を行ってきた。こちらの中学生は、極めて真面目で聞く姿勢がホント良いので、やりがいがある。準備にはかなり時間を費やしたが、教師冥利に尽きるような時間を過ごさせてもらった。やっぱり、授業はいいなあと思う。

今回のテーマは、ケニア、ジンバブエ、ブルキナファソからSDGsを視るというわけで、ケニアでは、キベラスラムから「貧困」、さらにケニアの教育事情(小学校に行けない、中退する子供もいること、多民族国家で公用語のスワヒリ語を学ぶこと、一方セカンダリー・スクールでは英語で授業を行う事)などから「教育」を語った。意外だが、スワヒリ語の”ハクナマタタ”はみんな知っていた。

ジンバブエでは、ロボラ(買婚と呼ばれるシステム)から「ジェンダー」について語った。ケニアのところで、スワヒリ語の”マライカ”という歌も紹介して、このロボラに繋げた。”マライカ”は、金がないので結婚できないという歌なのである。さらに、教え子諸君には何度も語った公園で可愛い子供が2人、手を出した話もした。あなたならどうする?という答えのない質問もした。これも「貧困」である。

ブルキナファソは、サハラ砂漠南縁のサヘル行での「陸の環境問題」と、私がアフリカに学ぶという意識をもった経験を話した。これは「パートナーシップ」である。

余談になるが、講義の終わりにジンバブエのムビラ(指ピアノ)を紹介した。野球少年(彼は以前から顔見知りで明るい男子である。)が、初めてなのに見事に弾いた。これには私もびっくりした。彼にはムビラ奏者の才能がある。(笑)

盛りだくさんな内容だったかもしれないが、真面目な中学生諸君のおかげで、ホント良い授業が出来たと思う。3月には第二回目の補充学習が予定されている。今度は、SDGsの17のゴールではなく、163あるターゲットからSDGsを視るというテーマで行くつもりである。

2021年2月24日水曜日

Y先生からの嬉しい相談


明日から、1・2年生の学年末考査。塾は久しぶりの「密」になっている。(もちろん文学的表現であり、三密にならないよう配慮している。)初日が数学なのでみんな数学に勤しんでいる。英語のJ先生まで数学を教えている。さて、そんな塾に若手のY先生が来られた。ちょっと相談があるという。

彼は、三崎高校の地方創生の活動のこれからを想い、いろいろ考えていた。特に、その中心になる先生方が転勤になってしまったらどうなるか、そのための方策を考えていたのだ。で、塾の講師陣と総合的学習の取り組みについて、私がどう考えているのかを聞きに来たのだった。私自身の考えが塾の考えであるならば、できるかぎりのサポートという結論になるが、民主的に塾のマネジメントをしているので、そうとも言えない部分もある。この辺を理解してもらった。

三崎高校は、先輩が後輩を育てるという良き教員集団なのだ。今時珍しい。昭和の教員集団といっていい。私も先輩にそうして育てられ、後輩を育ててきた。しかし、教員集団は実に難しいのも事実。今までいろんな学校に勤務してきたが、それぞれの学校でかなり違う。私は良き先輩、同輩、後輩に恵まれたと思っているが、苦労もしてきた。学校運営は、基本的に生徒への想い=善意というエネルギーで動いているが、部分的に壊れている場合も多々ある。だから、私は管理職を忌避したという一面もある。

愛媛は実に真面目だ。大阪が不真面目だというのではないが、若い先生方にとっては、実に良き環境だと思う。Y先生が一生懸命考えた案が袖にされることは決してないだろう。出来る限りの協力を約束したのだった。それにしても、学校を想う若いY先生の相談、実に嬉しかったのだ。

2021年2月23日火曜日

マスコミの凋落と”Billy Bat”


マスコミのっ凋落が、このコロナ禍後激しいらしい。A新聞などは、部数を大幅に減らし、かなりの赤字を計上している。私の若い頃の信用もくそもなくなったわけだ。各TV局も、消費の激減でCM広告の需要が減り、かなり苦戦をしているらしい。番組制作費の縮小はさらにTV離れを加速させているとか。

このところのマスコミの偏向報道は凄い。たとえば、TV番組で”ウィグル”というのは禁句だそうだ。中国共産党の真実を語ることはない。プロパガンダの片棒を担いでいるとしか言えない。米国大統領選挙もそうだ。民主党=中国共産党への”忖度”が酷い。我が家はもっぱらWEB上のニュースやYouTubeを見ている。おかげで、気づいたともいえるのだが…。大阪へ帰っても、このまま、TVや新聞を取らないままになるような気がする。

何が真実なのかわかならない。今日もワシントンD.C. のワシントン記念塔近くで噴煙が上がっていたのがWEB上でLIVEで流れていたが、その理由は不明のままである。おそらく児童問題に関係するようだが、推測の域を出ない。またトランプ弁護団の連邦最高裁への審議は全て拒否された。黒人の判事がこれに大いに反駁をしており、後2人の判事が賛同しているが、4人の同意が必要とのことで、あれだけ証拠を集めた訴えが棄却されてしまった。報道されても、黒人判事の反駁は触れられることはないだろう。もうマスコミに期待する気持ちはない。彼らはすでに民主主義の第三勢力としての分別や力量ははない。

先日エントリーしたが、浦沢直樹の”Billy Bat”は、今読むと実に問題作であり、しかも予言的でもある。なんといっても、コウモリが主役なのだ。コロナ禍の元はコウモリである。ディープステイト的なる人物も多く登場し、様々な現実がつくられしモノであることも予言的である。ちょっと怖くなるくらいだ。

私自身は、何度も書いているがが、トランプ信者ではないし、不正によって正義が失われることに反発しているだけだが、じっと3月4日を待っている。この日は、リンカーンが大統領に就任した由緒正しき就任式の日である。この日のワシントンD.C. のホテル代が高騰しているという。

2021年2月22日月曜日

三崎精錬所跡に行ってきた。

佐田岬半島は昔、明治のころ銅の産地で44か所もの鉱山があったらしい。その遺跡のひとつが三崎精錬所跡である。この遺跡の保全プロジェクトというのがあって、Iさんという方の知遇を得た。近々Iさんと会いたいと思っているので、それまでに三崎精錬所跡を訪ねたいと思っていた。今日は振り替え休日で4連休の3日目、天気もいいので妻と行ってきた。

Iさんから頂いたパンフレットの地図に沿って、車を止め山道を登る。佐田岬灯台は20分ほどハイキングをしなければならないが、三崎精錬所跡へは、ハイキングと言うにはきつすぎる。もうじき63歳になる爺にはかなりの難所が多かった。腐葉土と枯れ枝、つる植物のトラップ。途中、Iさんたちが設置してくれたのであろう急斜面でのロープには大いに助かった。まさに山を一つ越えた感じであった。



三崎精錬所跡は山を越えたところの、海岸につながる山麓にあった。私はこういう遺跡が大好き。石積の窯跡の趣は実にいい。海岸から精錬した銅を運んだようだが、銅鉱石も働く人々も海から入ったのではないかと思う。


往復の山道にかなり疲れた我が夫婦は帰宅後、すぐに風呂に入った次第。2月と言うのに汗まみれになったのだった。(笑)