昨日は、学校の勤務を終えてから秋田商業の宿舎のホテルに行ったのだ。監督と付き添いの両O先生お二人にお会いするためだった。ちょうど、ミーティングから夕食という時間帯であった。野球部の3年生(レギュラーや記録員、その他の役員などを務める部員も含めて全て3年生だそうだ。)がここに8月3日から滞在している。「毎日おいしくて違うメニューを作ってもらって、生徒にも好評です。」とのこと。とはいえ、練習に出る以外は、あまり外にも出れず不自由な日々であったことだろう。「私はO監督、部長の先生に続く3番目の付き添いですから。監督は大変だと思います。」とO先生。そうだろうなあ。前回のF高校との試合は、ピッチャーに多く投げさせる前向きの待ち球作戦がが成功したらしい。24時間そういうことを考えてるんだろうなあと考えていたら、O監督がやってきて握手。開口一番「なぎなた部のIH優勝おめでとうございます。」いやあ、嬉しかった。あまり時間を取ると申し訳ないので、早々に辞した次第。もちろん、選手諸君にも会った。O先生の知り合いだとわかったからだろう、礼儀正しく挨拶をしてくれた。宿舎での選手たち、カメラに収めようかと思ったがやめた。普通でもマスコミに注目されている。教師である私は、高校生にとってあまり良いことであるとは思っていない。だからあえて特別扱いしたくないので自重した次第。
O先生と応援団(試合前) |
すでに照明がついている(1回裏) |
9回裏 最後まであきらめず応援 |
マスコミは連日、活躍した選手や話題性のある選手を持ち上げる。悪いとは言わないが、彼らは甲子園に出たからといって特別な人間、スターではない。まだまだ学ぶことが多い高校生なのだ。傲慢さを身につけさせてはいけない。公立高校で、寮で生活させているわけでもなく、他府県から野球留学させているわけでもなく、特に秀でた選手がいるわけではない秋田商業の野球部。だが、グランドのプレーでも、スタンドの応援でも高校野球の魅力を改めて感じさせてもらえた。心から感謝したい。有難う、秋商。また甲子園に来てほしい。また応援に行くからね。
追記:バスで帰郷した応援生徒諸君は、試合終了時間が大幅に遅れたので、ちゃんと夕食をとれただろうか。同業者としては非常に心配している。
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