2025年3月9日日曜日

大阪の公立高校志願者状況 考

https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/102859/r07_ippan_sigansya_0307.pdf
今年の大阪の公立高校の志願者状況が報道された。昨年同様、志願倍率は低い。半数の高校で全入となるだろう。私が在籍した元大阪市立の高校では、H高校が辛うじて定員を2名超えていた。T商業は定員割れ。I工業は廃校結成のようで募集すらしていないし、M高校はすでに廃校になっている。在籍していない元大阪市立の学校では、理数科・英語科をもつH高校と総合学科のSK高校、元T商業高校がなんとか持ちこたえているが、その他は実に厳しい。

利権大好き・維新の政策には裏がある。こうして統廃合をしつつ、その土地を売却するねらいがあるらしい。確かに、M高校は一等地であるし、I工業高校も駅に近くきっと高値で売れるだろう。少子化の名のもとに、全国的に実施されていくことになるのである。

後輩の先生方のことが心配でならない。公立には、優秀な新卒の教師がますます集まってこなくなることも必定。

1 件のコメント:

  1. 先日、大阪で私用があり、1泊だけした際、母校によらせていただきました。
    僕にとって、人生を切り開くきっかけを得た場所なので、母校の名前がなくなってしまうのは、とても寂しいです。
    実はもう、いわゆる「母校」は、中学だけになってしまいました。。
    人口の減少と、統廃合で吸収されるなどが理由です。
    小学校は公民館が経ち、館内に写真が数枚あるのみで、跡形もなくなっていたので、訪れて愕然としました。。

    高校には、なんらかの遺構を残してほしいなと強く望んでいます!!

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