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| https://www.christiantoday.co.jp/articles/30343/20211214/patrick-marsh-designed-ark-encounter-creation-museum-dies.htm |
福音派の人々は、聖書の無謬性を信じている。と、いうことは進化論の否定に繋がる。スコープス裁判(テネシー州では1925年に反進化論州法=バトラー法が定められ、公立学校で生物進化論を教えることを禁じたことに違反したとされる生物教師・スコーブスを有罪とした裁判)が有名だが、2018年の調査によると、非進化論の立場を取る人々は、白人福音派で38%、黒人プロテスタントで27%、白人主流教会派で16%、カトリックで13%、全成人では18%となっている。
これに進化の過程には神の導きがあるとする有神論的進化論支持者が、白人福音派で58%、黒人プロテスタントで66%、白人主流教会派で53%、カトリックで56%、全成人では48%もあり、科学大国アメリカにおける驚くべき数字である。(ちなみにヨーロッパ主要国の平均は、進化論支持が40%、非進化論が20%、有神論的進化論支持者が21%である。)
この数値は「宗教からアメリカ社会を知るための48章」(上坂昇著/明石書店)によるものである。本書には、こういう非進化論(=創造論)のスタンスで建てられた博物館がいくつか紹介されている。
ケンタッキー州には、方舟との遭遇館という、実物大(長さ155m・幅26m・高さ16m)の博物館があり、ノアとその家族が収容された動物と船内でどう過ごしたのかという展示やアトラクション、大洪水の最中にどんなことが起こったかなど、ノアの箱舟が事実であることを科学的に説明しようとしているそうだ。(画像参照)
またテキサス州には、ICR科学と地球の歴史発見センター、ワシントンD.C.には聖書博物館などもあり、子供に聖書の無謬性を伝える役割を果たしているそうだ。
ところで、アメリカの宗教心の強さ、特に黒人の教会での礼拝への姿勢には、何度も驚かされたことがある。初めてシカゴを訪れた時に、黒人の婦人がシカゴマラソンで通行止めになり、教会に行けないことに怒り、「神があなたをゆるさないわ」と警官に怒鳴ったのを見聞きした時は、その言葉自体に大いに驚いた。(このような言葉を、日本では絶対聞くことはないだろう。)またNYのハーレムツアーで、正装というか精一杯おしゃれをして集まっていた黒人女性や子供(彼はスーツに蝶ネクタイをさせられていた。)にも驚いた。彼らにとって教会に行くということの重みを感じずにはおれない。「ジーザス・イズ・カミング」をバプティストの牧師が何度も叫び続け、デキシーランドジャズ風のゴスペルに切り替わった途端、すごい光景を目にしたのだった。トランス状態の人々を始めて見させてもらった。
アイオワでは、ホームステイさせていただいていた姉妹校のミラー先生(ドイツ系)とともに、ルター派の教会の礼拝に参加した。白人ばかりで、厳かに礼拝は進んだ。おもしろいのは、先生の奥さんはアイリッシュでカトリックだったことだ。こういうことも、アメリカの宗教の実相であると思われる。