2026年7月24日金曜日

檄 BOS吉田正尚選手

https://www.chunichi.co.jp/article/1285420
ボストン・レッドソックスが15連勝して、最下位から3位に浮上してきた。主力の相次ぐ離脱などで低迷し、さらに吉田正尚選手の起用をめぐっていろいろ言われてきた。監督が解任されてから、少しずつ風向きが変わり、吉田選手の活躍の場が増えてきた。

ベンチに据え置かれても、吉田選手は愚痴を一切こぼすことなく、代打に備えバッティンググローブをはめて待っていたという。サムライである。この話をYouTubeで知って、イチロー選手がヤンキース時代で同様に不遇をかこっていた頃、常に代打にでれるように素振りをして備えていたこと、負け試合で、主力選手がベンチに引き上げスパイクを脱いでいても、イチロー選手は出番に備えていたことを思い出す。

最近のドジャーズの試合でも、膝を痛め本調子ではない大谷選手は、若手選手にベンチでバッティングのアドバイスをしていたという。自分が無安打でもチームの勝利を目指す姿勢に、フィリーズの監督が脱帽していた。ヤンキースの監督もドジャーズの日本的文化に敗けたと本音をもらしていた。

この日本人選手に共通するサムライの精神が、MLBで大きく取り上げられてきている。また、ドジャーズの山本由伸投手を育てた矢田トレーナーの静かな哲学の話題が広がりつつある。考えてみると凄い話である。

吉田正尚選手には、これからも是非サムライとしての矜持を見せて欲しい。ボストンは私の大好きな街。願わくば、ポストシーズンでも活躍できますように…。

2026年7月23日木曜日

イランの最終戦争論 考

YouTubeで、非常に興味深いイランからの亡命者である在米政治学者・バリ・ナスル氏のインタヴューを見つけた。https://www.youtube.com/watch?v=ezi8vIgseD0

ヨルダンの基地に攻撃を受け米軍兵士が2人死亡。アメリカが業を煮やして、この10日間ほど攻撃を続けているが、イランは絶対に折れないという論旨である。バリ・ナスル氏は、イラン革命前にシャーの側近だった聖職者の父親とともに亡命してきた人物であり、その立場はアンチ・イスラム共和国であるといえる。しかし、彼の洞察はイランという国の本質を率直に伝えている。

イスラエルとアメリカが民衆蜂起を好機と見て、イランを攻撃したわけだが、イランは決して『ルサンチマン』ではない。今や、蜂起していた市民も、その多くが革命防衛軍を支持している。長期戦に向けて決して折れないだろうと氏は言う。

イラン革命後の49年間、イランはアメリカの経済制裁を受けてきた。この恨みは、隣国の『恨』(ハン)のようなルサンチマン的なものではない。欧米の影響力を排除した革命後のイランは、十二イマーム派に導かれている強者であるという強い自負がある。よって、最後まで戦おうとしている。ここには合理性も打算もない。

このインタヴューの中で、私が最も興味深かったのは、「ハメネイ師は、イスラム教において核兵器は禁止されている。」というファトワを出していた。(2003年/AIで作成した画像参照)ただシーア派では死んだアヤトラのファトワは無効になる。後継のモジタバ師と聖地コムの聖職者しか更新することはできない。イランは安全保障上の理由から核保有を必要としているのだが、この20年間の戦略は過ちだったと認めている。IAEAの査察を受け核を持つ意思がないと証明しようとしたことが間違いで、インドやパキスタンのようにすべきだったと考えているという話。

アメリカは早期決着を図りたいところだが、イランは最終戦争を決意している。イランを屈服させるためには、トラ氏が言うように全国の発電所への攻撃を行い、一気に一般国民を疲弊させることくらいしかなさそうだ。だが、これは”殺す側の論理”による無差別な一般市民を巻き込む”コロシ”に他ならない。国内外の世論を納得させることが出来るかどうかだと思う。

フィリーズ三連戦

https://www.youtube.com/watch?v=FNIVyovUyfU
第1戦は、なんとも言い難い試合だった。昨日のダブルヘッダーの後、近いとはいえフィラデルフィアへ移動して、みんな疲れていたのか。追いつきそうになっては離された展開。私の大好きなベッツが2HRを含む大活躍だったのだが…。フィリーズは、昨年のNLDSでドジャーズに3勝1敗。特に第4戦の延長の悲劇(投手がホームに投げたが暴投)を引きずっており、因縁の試合であったのだ。

雨のため1時間20分遅れで始まった第2戦。初回に1点を献上したが、その後ロブレスキ投手は好投していた。3回表、大谷選手のセンター前ヒットで、2塁を狙ったがアウト、しかも2塁ランナーの本塁突入が遅く幻の同点打となってしまった。左膝の不調をおしての激走だったのだが、その闘志がマンシー選手に火を付け、4回に2ランHRで逆転した。その後はかなり緊張したゲームとなった。最後は、かのタナスコ投手が1アウト2・3塁のピンチを招いた。しかし、サードゴロで飛び出したランナーをマンシ選手ーがバックホーム。三本間に挟んでアウトをとり、サードに到達していたランナーが(何故か)2塁に帰ろうとしたので、ベッツがこれを刺してゲームセット。またまたNIDSの悲劇のようなアホな敗け方をフィリーズはしてしまったのだった。

第3戦もまた前半はヒリヒリするような試合内容だった。今日もマンシー選手の2ランHRが出て、さらにエドマン選手のタイムリー3塁打が出たりして後半は点差がついて安心。ちょこちょことブルペン陣が打たれたけれど…。フィリーズは決して弱くない。ポストシーズンで対戦する可能性もあるし、その前哨戦と言う感じの三連戦だった。

ドジャーズは、この後、移動日だが、昨年のWS覇者として2度目のホワイトハウスの表敬訪問の後、NYへ戻ってメッツと三連戦になる。実にタイトな日程である。

2026年7月21日火曜日

『ようこそアフリカ世界へ』

https://tower.jp/item/item/5497231?srsltid=AfmBOor7Yf1p
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学院の図書館で、先日『シリーズ地域研究のすすめ② ようこそアフリカ世界へ』(遠藤貢・坂本拓人著)を借りてきた。13に章分けされた、専門ごとの研究者の記述が集められている。入門書とあるが、その内容は深そうである。2学期の教材研究に使えそうなので借りてきた。執筆している専門家は東京の方が多いので新鮮でもある。ぼちぼち書評と言うか、教材研究メモを綴っていこうかと思う。

2026年7月20日月曜日

対ヤンキース・ダブルヘッダー

https://www.youtube.com/watch?v=79trTPrj9Mo
ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合。山本由伸投手が完投勝利した。(ポストシーズンでは昨年2試合完投しているが、レギュラーシーズンでは初完投。)先日のササミローキ投手に続いて、見事な投球だった。大谷選手は2本タイムリーヒットを打って山本投手を援護した。エドマンやパヘスを始めとして打線も奮起、結局8対2で快勝した。私自身は4時頃からハムショー氏の実況を見ていた。ちょうと大谷選手が2本めのタイムリーを打つところだった。でもその時点で6万人以上の視聴者がいたのだった。(笑)W杯よりヤンキースとの伝統の一戦、大谷選手と山本投手の出るドジャーズである。
とはいえ、第3試合まで時間がある。W杯の結果だけ何度か見ていると、延長戦に突入後、スペインが1ー0で勝利したことがわかった。試合の内容より、私が興味をもったのは、準決勝でアルゼンチンがイングランド戦の勝利の後、「マルビナス(英名はフォークランド)諸島は我らのものだ。」という横断幕を複数の選手が掲げたことにFIFAがどう対応するかということだった。W杯決勝までにはペナルティを検討中で課さなかったようだが、スペインが勝利したことで、ホッとしているのではないかと思う。明確なW杯での政治利用だからである。いろいろな論評がなされており、アルゼンチン政府にもこのイングランド戦を利用しようとした意図があったような気配も指摘されている。このフォークランド紛争は、1982年、アルゼンチンのペロン大統領が内政の混乱やインフレから国民の目をそらせるために行われた紛争である。結局、イギリス海軍がこの紛争に勝利した。何故今、こんな横断幕が登場し、FIFAの政治利用禁止の絶対的タブーをアルゼンチンは破ったのか、よくわからない。天は、結局スペインに味方したのかも知れない。
https://www.youtube.com/watch?v=8H1YnehHn_k
さて、ダブルヘッダー第2試合である。両チームともブルペン陣の投げ合いとなった。ヤンキースが1回に1点を入れて、その後膠着。8回、エドマン選手が値千金の代打ソロHRで同点。その後もチャンスがあったのだが…。8回裏に逆転のHRを打たれてスイープはならなかったのだった。なんとも惜しい試合となった。

2026年7月19日日曜日

雨で明日ダブルヘッダー

https://www.instagram.com/p/DUyoS4AkkU8/
NYが雷雨であるとかで、ドジャーズ対ヤンキースの試合が、翌日のダブルヘッダーに変更された。第3戦に先発予定の山本由伸選手が第2戦に先発するという。ダブルヘッダーになることで、様々な予定外の事態が起こる可能性がある。ブルペンの使い方も変わるし、野手の疲労も溜まる。両チームの選手の層の厚さが大きく影響しそうだ。

ところで、ラッシングの問題が大きく取り上げられている。私個人の意見としては、なんとかロートベットを取り戻すことである。それが一番良さそうだ。

2026年7月18日土曜日

ヤンキース第1戦に痺れた

https://www.youtube.com/watch?v=aB0LnXKqvtQ
ササミローキ投手が、最速164.8kmの速球を投げて、ヤンキースを自責点0に抑えた。実際は1点入ったのだけれど、パヘスのエラーとラッシングのエラーによるもの。覚醒したササミローキ投手に大拍手である。試合は、ベッツ選手が四球を選んだ後、マンシー選手が逆転2ランを放って、僅差で初戦をものにした。ところで、最大のピンチで、パヘス選手が上手くさばいで、ベッツ選手に送り、彼の好返球でラッシング捕手が本塁を守りきったシーン。エラーした2人がベッツ選手のファインプレーで帳消しにしたのもいい。いやー、痺れる試合だった。ちなみに、大谷選手は無安打だったけれど、いい当たりを飛ばしていたのでちょっと安心した。