2026年6月6日土曜日

ロハスの超ファインプレー

https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=115511
エンジェルスとの初戦、ドジャーズの先発は、ササミローキ投手である。7回を無失点10奪三振に抑える好投を見せてくれた。MLBのレジェンドたちもベタほめの投球内容だった。何より、若い投手を助けようとドジャーズ内野陣が踏ん張って好プレーを見せてくれた。

一塁のフリーマン選手も、遊撃手のベッツ選手も、そして三塁のマンシー選手に代わって出たエスピナル選手も。中でも、二塁のロハス選手の超ファインプレーは凄かった。(画像参照)ピッチャー強襲の打球をササミローキ投手がグローブで弾いた打球を素手でとって、すごい角度から一塁へ送球。最初はセーフの判定だったが覆りアウトになった。ホントに今年引退?まさに守備職人(WSで最終戦に同点HRを打った打撃でも大功労者なのだが…。)といえるだろう。

相手投手も好投していて、打線の援護がなく、結局、ササミローキ投手には勝利はつかなかったのだが、最終回にフリーマン選手ンがサヨナラHRを打ってくれた。皆がなんとかササミローキ投手の好投に報いようとした試合だったと思う。明日は、エース・山本投手が先発する。同様に山本投手を支えて欲しいところだ。

2026年6月5日金曜日

冷蔵庫マンシーの悲劇

https://news.yahoo.co.jp/articles/34399ffa544c2eccddbfe385faad8558dabf0390/images/000
ダイヤモンドバックスとの第4戦は、冷蔵庫と呼ばれているマンシー選手が1塁ゴロを打ち、全力疾走と言うより「爆走」が一塁手と激突を呼んで、セーフになった。しかしながら、マンシー選手のメガネがぶっ飛び、血を流して倒れた。1塁手も同様に倒れた。なんとも凄惨なプレイだったが、ここからドジャーズが2点を入れた。マンシーの勝利への想いが実ったわけだ。脳震盪の恐れがあり、マンシーもベンチに引いたのだが、怪我の具合が心配だったが、大きな問題とはならないらしい。相手選手の怪我を心配するマンシーのインタヴューも出て少し安心。

先発のロブレスキー投手も快投していい感じだったのだが、後半に同点にされ、最後はタナスコがHRを打たれてサヨナラ敗けとなったのだった。休養日の大谷選手は、ベンチで延長戦に備え、準備していたのだが、あっけなく終わってしまったのだった。あーあ。今回は授業と重なりまくっていて、ハムショー氏のLIVEもほとんど見ていない。これは不幸中の幸いであったかも知れない。そんな試合であった。長いシーズン、いろいろあると思うのだが…。

2026年6月4日木曜日

大谷投手の防御率 0.74

https://www.youtube.com/watch?v=pEtkC3hq_fM
ダイヤモンドバックスの第3戦、大谷投手が先発、6回を投げ、無失点。防御率は、まだ規定等回数に1回分たりないものの、0.74になった。この日は、リアル二刀流で、4打数3安打2四球、打率も3割に乗せた。少し前までは2割3分だったのが嘘のようだ。

これで、ダイヤモンドバックス4連戦で2勝1敗。負け越すことはなくなったし、西地区2位のパドレスとの差も7ゲームにひらいたのだった。打線も好調で、リリーフ陣も安定している。ただベッツ選手が今日は5タコで心配。

2026年6月3日水曜日

現代思想の遭難者たちを読む2

https://auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p1040343246
「現代思想の遭難者たち」(いしいひさいち著:講談社学術文庫)の第1章を読み終えた。

カフカが挙げられているのが面白い。プラハ生れのユダヤ人で、作品はドイツ語で書いた小説家であるが、プラハ労働者傷害保険協会で働いていたことが描かれている。有能だったらしいが、4コマ漫画の最後、その窓口に「カフ課」とあって笑った。『審判』『城』などでは、主人公が膨大な官僚機構を絶えずたらい回しにされ、ついには目的に達することができないことが描かれているらしい。もうひとつの『カフカ不可解』という4ページに及ぶ漫画の最後も「幸か不幸かカフカ」とあり、いしい氏のダジャレで終わっていて、笑った。

ユングのところでは、フロイトとの決別の理由が描かれていて、実に興味深かった。7週間のアメリカ旅行中2人は毎日一緒で、互いの夢の分析をしあっていた。ユングによればフロイトはユングの夢を不完全あるいは全く解釈できず、権威を失ったとしている。文章化だけでは漫画の面白さは再現できないが…。

2026年6月2日火曜日

現代思想の遭難者たちを読む

「現代思想の遭難者たち」(いしいひさいち著:講談社学術文庫)を学院の図書館で借りてきた。文庫本なので、老眼の私にはちょっとつらいのだが、現代思想の哲学者たちを茶化した漫画の集大成である。

ハイデガーから始まるのは当然で、ツッコミ所満載(ナチへの協力やアーレントとの愛人関係など)である。フッサール、ヴィトゲンシュタイン、カフカ、ニーチェ、マルクス、フロイト、ユングと第1章「越えゆく思想家たち」は続いていく。まだヴィトゲンシュタインまでしか読めてないので、おいおい書評を書ければと思うのだが…。

https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/20160621/1466469292
ちなみに、この画像はヴィトゲンシュタインの有名な「語り得ぬものについては沈黙せねばならない。」という論理哲学論考の結びの言葉をイジっているもの。ヴィトゲンシュタインは、オーストリア有数の大富豪の家に生まれ、ケンブリッジでの2年の学生生活後にノルウェーで山籠りをして、初期の哲学を温めている。こういう逸話や各思想の真面目な解説も本書の魅力の1つである。

2026年6月1日月曜日

強敵フィリーズ3連戦

https://www.youtube.com/watch?v=Y8jKvcljmP0
フィリーズとの3連戦。第1戦はロブレスキ投手が好投し、フリーマン、マンシー、大谷、スミスという4選手のソロHRで得点を重ねて勝った。この日はベシア投手のボブルヘッドデーで、現在HR王を三振に抑えたのも見どころだった。

第2戦は、ササミローキ投手が好投していたが、タナスコ投手が打たれ、逆転をゆるしてしまった。ベッツ選手が頑張っていたのになあ。残念である。

第3戦はABSの連発のひどい試合だった。山本由伸投手は、制球が定まらないとはいえお見事な投球。ドジャース打線は1回を除いて毎回得点。めずらしい試合でもあった。

とりあえず、勝ち越し。パドレスとは、5.5ゲーム差になった。イイネ。

2026年5月31日日曜日

書評 吉村昭 『海の祭礼』Ⅶ

吉村昭 『海の祭礼』の書評、最終回。この後、全く妥協しないハリスが来て、幕府は大いに手を焼く。日米修好通商条約が結ばれる。この裏にも英仏が清と不平等な天津条約を結んだという情報を伝え、英仏は軍事力を背景に過酷な条約を日本と結ぶだろう、よってアメリカと早く条約を結ぶべきだ、という恫喝をした。とはいえ、この条約も不平等条約であった。

以後、幕府は英仏とも通商条約を結んでいくが、各国の思惑が入り乱れ、しかも攘夷運動が激化し、安政の大獄から桜田門外の変、朝廷との確執などまさに開国後の幕府は散々である。

これらの外交交渉の最前線で森山は精励してきた。本書では、森山の姿を描いている。妻子のいる長崎に変えることは許されず、やむをえずまとまった金を送り離別する。周囲から妻帯を勧められ再婚する。生麦事件から薩英戦争の事件にも奔走、外国奉行通弁役頭取として勘定奉行・小栗上野介らと、輸出入関税率改定交渉(天津条約並みに輸入税5%に下げられた)にも関わっていく。

幕府が倒れた後、新政府から仕官を求められたが、森山は応じなかった。弟子の福地源一郎は大蔵省に訳官としてしたが、あまりに濃い15年間で疲れ果てていた。狭い庭を見て過ごしていた。すでに50歳になっていた。明治4年冬に風をひき翌年、ボロボロになって死去した。

ところで、森山に英語を教えたもうひとりの主人公・ラナルド・マクドナルドは、日本を離れた後、香港からシンガポールへ行き、イギリス船の船員となったがインド沖で難破、その後オーストラリアで金鉱掘りに従事、ヨーロッパを回って、アメリカに戻った。すでに父は亡くなっており、牧場、商店、運送業を経営したが新しい事業に失敗し、転々と職業をかえ、故郷のコロンビア川流域に定住し、明治27年に姪の家で病死した。別れの言葉は「ソイナラ(さようなら)」であったという。日本での覚書は彼の死後に出版された。

…森山の壮絶な15年間を思うと、ボロボロになるのもよくわかる。私自身、教師生活を46年間務めてきた。森山のような国事に関わるようなプレッシャーとは比較にならないが、「精励」という語彙があてはまると思っている。さて、教師をやめたら、森山のようにボロボロになるかもしれない。その兆候はすでにある。(笑)