2026年7月8日水曜日

地図で読むアメリカ7

https://www.kirishin.com/2022/10/31/56854/
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評、第7回目は、第3章・アパラチア地域である。北はUSスチールの本社があったピッツバーグ(PA)から、ウェストバージニア州(WV)を中心に、ヴァージニア州(VA)・ノースカロライナ州(NC)・オハイオ州(OH)・ケンタッキー州(KY)・テネシー州(TN)のアパラチア山脈地域がこのエリアである。この章には、「貧困と環境汚染がまねくディアスポラ」という副題がついている。

北アイルランド人、スコットランド人、スウェーデン人、ドイツ人、スイス人らが初期に移り住んだ地で、WVは南北戦争を機にVAから奴隷州反対で分離したので、黒人もやってきた。現在はアイルランド系が多いとされる。小麦を生産できない狭い耕地で生き抜くため、ライ麦やトウモロコシを栽培、ウィスキーを醸造して生き抜いた。南北戦争後、北部の急速な都市化が、木材加工、炭鉱などの産業が雇用を生んだ。鉄道が開通したことで、NYやイギリスの投資家が大規模な鉱業を発展させた。貧しい農民は、働き者の貧しい鉱夫となった。しかし、この鉱業は環境破壊を引き起こす。WWⅡ後は、石炭鉱夫の雇用も30万人以上減少した。約300万人もの人々が経済難民として移住した。この流出は行政サービスの低下を招き、さらに「アパラチアディアスポラ」を増加させている。

ところでアパラチアの精神世界は、出自によって様々である。TNでは、毒蛇の所有を聖書に他する信頼の証とし、教会での礼拝で125の教会が行っているという報告がある。またKYは、同棲結婚の合憲性を認めたが、郡政府職員が結婚許可を宗教的信念によって許可を与えず、懲役刑となった。釈放後、結婚許可は与えたが署名を拒み続けた。またKY州では保守系のキリスト教団体が、聖書の記述に基づいて170mにもおよぶノアの箱舟(画像参照)を建造した。このような創世記に基づく「創造説」は、公立学校の教科書に進化論と併説されていることもある。

連邦政府は、アパラチア地域への支援を行っているが、意外に民主党政権は人気がない。エリート、環境保護主義者、議会、ホワイトハウス、ウォールストリートなどの支配者層への不振がかなり強いのではないかと著者は見ている。

…オリビア・ニュートン・ジョン(ジョン・デンバーよりこちらが好き)の「カントリーロード」は、WVを歌っている。場所は違えどサウスカロライナ州でレンタカーを走らせながら流した曲で思い出深い。♪"to the place  I belong"という歌詞は、「立ち返るべきあの場所」となるそうだが、実際はなかなか厳しいのであった。

2026年7月7日火曜日

今年の人権教育は緑のサヘル

https://tabunka.tokyo-tsunagari.o
r.jp/topics/close/close_1512.html
学院の人権教育が昨日行われた。NGO「緑のサヘル」の事務局長さんが、東京からリモート出演すると担当のS先生から聞いていた。「緑のサヘル」とはブルキナファソでMさんとお会いした御縁もあるので、下阪されて講演されるのなら、行くつもりでいたのだが、私の授業がないので今回は遠慮した。今日、授業のあったクラスで聞いてみたら、かなり内容が良かったとのこと。S先生もリモート故に、質疑応答があまりないのではと心配されていたのだが、生徒諸君がかなり質問をして時間が足りなかったと言われていた。今回はチャドでの活動の話が多かったようだ。現在はブルキナファソ北部の治安がかなり悪化しているので、チャドに活動の場を移しておられるのだろうと推測する。

生徒諸君が、様々な質問をして大いに興味を持ってくれたようで嬉しい。2学期の地理総合の授業でも触れていこうと思う。

2026年7月6日月曜日

パドレス4連戦スイープ未遂

https://www.youtube.com/watch?v=ICE7BbCvuDs
パドレスとの4連戦。スイープはならなかった。とはいえ、様々な話題の中、ドジャーズは王者の風格を見せつけたのだった。

https://one-piece.com/news/73574/index.html
第1戦はONE PEACEとのコラボデー、ササミローキ投手の先発だったが、パドレスに、何らかのクセを見破られているようでHRや長打を許してKOされてしまった。6点差担って配色濃厚だったのだが、なんとドジャーズがエドマン選手やラッシング選手、タッカー選手らによって大逆転した。凄い試合だった。パドレスファンはやってられないだろうなあ。

第2戦は大谷投手が先発で、あまり調子が良くなかったのか、100球以上投げ抜いたが、3点を取られた。しかし、大谷選手の親友・テオヘル選手が、満塁HRで大逆転。まるで水島漫画である。これでパドレスは7連敗。ゲーム差も14にひらいてしまった。ホント、パドレスファンはストレスが溜まりすぎているだろうなあ。

第3戦は、独立250周年の記念試合で特別なユニフォームを着用しての試合となった。(昨日の画像参照)大谷選手は休養日。すこし肩の筋肉に違和感があるらしい。先発は山本由伸投手。7回まで無得点・10三振の好投。パヘスのタイムリーとフリーマンのソロHRとタイムリーで3点を援護した。これでパドレスは8連敗。パドレスファンの怒りは天を裂くのではないか。

第4戦は、最初のバッターの時に、パドレスの監督とコーチがハーフスイングをめぐって退場という珍しい始まり方だった。これも戦略かもしれない。先発は矢田先生の指導を受け始めたといわれるシーハン。頑張っていたように思うのだが1点を失った。その後もブルペン陣が打たれ5点差になったが、今日誕生日の大谷選手のタイムリーなどで2点を返し、野手総動員で反撃に出たのだが、スイープを逃してしまったのだった。パドレスファンはやっと連敗が止まって、監督の退場劇を称賛するような気がする。

2026年7月5日日曜日

オールスターに5人選出

https://www.daily.co.jp/mlb/
2026/07/05/0020554392.shtml
フィラデルフィアでのオールスターゲームに、ドジャーズから、大谷選手・フリーマン選手・マンシー選手・パヘス選手、そして山本由伸投手が選ばれた。ア・リーグでは、ゲレーロJR選手もジャッジ選手もトラウト選手も選ばれた。果たして、怪我中のジャッジ選手・トラウト選手は辞退してしまうのかな。

山本由伸投手は2年連続だが、このままでは登板間隔の問題で登板機会はなさそうだという。これも残念。今日の画像は、独立記念日のユニフォームの勇姿。

2026年7月4日土曜日

W杯 カーボベルテ大健闘

https://www.threads.com/@andy_zipangu/post/DaWi2KBEgrV/media
カーボベルテが、アルゼンチンに大健闘した。前半メッシによって1点を先制したが、同点に追いつき、1対1。延長戦に突入。延長前半、またもアルゼンチンがリードするも追いつき、延長戦後半へ。ついにアルゼンチンのヘディングがバックスのオウンゴールを誘い、辛くも勝利したのだった。

アルゼンチンは前回優勝のチーム。初出場のカーボベルテがここまで善戦するとは凄い。まさに激闘、神試合であった。

地図で読むアメリカ6

https://note.com/genial_violet386/n/n500f6a32cbb9
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評で前回メトロポリタン・ニューヨーク地域をエントリーしたが、たまたまYouTubeで、懐かしい『CATSのメモリー』を視聴した。(画像参照)昔々NYCに行った時、エンターテーメントを満喫した。書評の続きとはいえないないが、エントリーしておきたい。

ブロードウェイで『CATS』を見た。もちろん、全て英語であるので、セリフも歌詞もわからないのだが、圧倒的な舞台演出、装置、演者の見事なダンスや歌唱力にずっと感激していた。ミュージカルの始まりは、暗転の中、壁に猫たちがいて目が光り舞台に集まっていく。こういう意外性のある演出が凄い。『メモリー』には、歌詞もわからないのに涙があふれた。公演が終わってから、近くのカフェでノートに内容を絵入りで1時間位かけてメモした。後日、M高校の国語科が鑑賞行事で、劇団四季のキャッツを見に行った。生徒諸君に内容を聞いて驚いた。ノートの記述と全く同じ演出であった。

https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/theatre-dance/news/stomp-new-york-off-broadway-close-b2240022.html
オフ・ブロードウェイも観に行った。『STOMP』という様々な機材(モップ、ドラム缶から紙袋まで)を使ったパーカッションのパフォーマンス。小さな劇場だったが、実に素晴らしかった。YouTubeにもSTOMPの映像があったので、メモリーを見た後、久しぶりに見た。

https://drumcorpsfun.jp/tokushu/867/
同じオフ・ブロードウェイの『ブルーマンショー』も観た。ブルーマンは、セリフなしのパフォーマンスである。首からかけた電光掲示板で「Let's KARAOKE」と出てきた時は驚いた。その演出もだが、KARAOKEという日本語が英語に取り込まれていたのである。映像と舞台のコラボレーションも新鮮だった。ブルーマンが映像で他所にいるはずが、ドアを開けるとそこは舞台といった趣向だ。なぜかH高校の文化祭では、司会者登場にこの手法が毎年活かされていた。(笑)ドラム缶の上部に3色のペンキを垂らし、パーカーションのパフォーマンスを行うというのは、私がI工業高校で生徒に伝えた思い出もある。(3色のペンキは使えないので、食紅を使った米が適しているという助言もいただいた。)

…私は学校の文化祭などで、クラスでも学校全体でも、イベントを企画・運営・演出してきた。それ以外でも各種のイベントに関わって、脚本・演出などをしてきた。NYCのエンターテイメントを観が、それらの肥やしになったのは間違いない。

2026年7月2日木曜日

アスレチックス三連戦

https://www.youtube.com/watch?v=LgILqrgNi18
ラスベガスに移転が決まっているアスレチックとの三連戦。サクラメントにあるAAAの球場で行われた。第1戦は、マンシー選手やロハス選手、フリーマン選手らの活躍で快勝したのだが、それまで当たりのなかった大谷選手のよく打ったなという18号HRが大きな話題になった。先発は、ブルージェイズから移籍して好成績を上げているラウアー投手だった。こういう意外な活躍はありがたい。

第2戦は、ベッツ選手のタイムリーやテオヘル選手の犠牲フライ、エドマン選手の3ラン、タイムリーヒットなどの大活躍、さらにロハス選手の犠牲フライと全員野球、ロブレスキ投手の粘投で、ロバーツ監督の通算1000勝利を勝ち取った。

第三戦は、大谷選手が先発のはずがブルペンデーとなって、打線もフリーマン選手のソロHRのみという寂しい試合だった。ちなみに、キャッチャーは、チャッキー・ロビンソンだった。三世代でMLBのキャッチャーをしている家系で、打撃成績はあんまりよくないが、生まれながらのキャッチャーの資質があるようだ。