2026年7月9日木曜日

ロッキーズ3連戦

https://www.youtube.com/watch?v=wBoU9xfqcXU
ロッキーズ第1戦は、ラウアー投手の好投と3回、大谷選手の逆転弾、19号HR(MLB通算299号)で始まった。待望の1発で、その後打線が繋がった全員野球で5点差にしたものの、タナスコ投手が9回に大乱調。昨年のトラウマが蘇り同点に追いつかれた。今季初めての延長戦に突入。10回には互いに1点を奪い合い、11回裏にラッシングのタイムリーで、最下位チームに勝利した。大谷選手は打撃好調だったが、この試合、授業と成績処理で仕事に集中していて、結果を見たのは夕方の下校時だった。LIVEで見ていたらヒヤヒヤどころではなかったと思う。

第2戦は、なんともくやしい試合となった。大谷選手の先制HRで始まった。ロブレスキ投手も好投していたのだが、8回にリリーフ陣が打たれて、守備の乱れもあり逆転されてしまったのだった。最後は、ノーアウト1・2塁から、大谷選手・パヘス選手・フリーマン選手が次々倒れて得点できず、敗北を喫したのだった。

第3戦は、ササミローキが先発。悪くはなかったのだがHRを打たれて3失点。初回の相手先発の乱調で得た3点リードが消えてしまった。今日は大谷選手は無安打だったが、8回にベッツのタイムリーで勝ち越した。両チームとも絶好のチャンスを得ながら守りきられ、まさに接戦で、なんとか勝ち越したのだった。

3戦とも凄い接戦。とても最下位チームとの試合だとは思えない。第2戦のロハス選手や第3戦のマンシー選手のめずらしいエラーもあったりで、意外な展開が度々あった。

地図で読むアメリカ8

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「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評、第8回目。第4章はサウス地域である。サウス地域については、著者は2つのサウスがあるとしている。まず「アップランドサウス」と呼ばれるVA・ノースカロライナ(NC)からアーカンソー州(AR)北部まで伸びるベルト地帯である。ここは、独立戦争当時の英国派の二世・三世世代が定住化した地域で、出自が貴族主義的で、「プランター」と呼ばれる支配階層で、年季奉公人を雇用、後に黒人を購入した投資家で、利権に躍起で、人権や平等、博愛という観念はなく、南北戦争時は北軍に与した場合が多かった。(ちなみに、サウス地域に著者が含まなかったフロリダのマイアミからキーウェストは、NYやシカゴとの関連が強く、ユダヤ人とヒスパニックが多い。キューバやハイチの移民も混在し、異質な存在であるとのこと。)

「ディープサウス」については、本書の記述の中でも教材研究として有為なものを選びたい。1つは、「コットン・ジン」という種子を取り除く機械の話である。従来の綿花の品種は、内陸部ではうまく生育しなかったのだが、新しい品種がそれを可能にした。ただし、この品種は種子を取り除くのが難しかった。この機械の発明が、内陸部にも綿花栽培を押し広げる。それは同時に奴隷の需要を増加させた。2つ目は、ディープサウス地域と全く区域を同じくして繁殖した「葛」(クズ)の存在である。道路沿いに植えられたが、日に30cmも伸びたという。3つ目は、アファーマティブ・アクションである。サウス地域においても黒人の状況は改善されており、流入のほうが多くなっていること。白人と黒人の政治状況では、白人=民主党・黒人=リンカーン以来の共和党という支持の逆転が興味深い。これは公民権法への民主党の積極的スタンスが大きく関わっている。

サウス地域全体では、4大米軍基地を始め軍事拠点が多い。WWⅡの参戦時に降雪が少ないサウス地域が訓練に適していた故であるらしい。NCのフォート・ブラッグ(陸軍)は5万人の軍関係者と家族が駐屯している。VAのノーフォーク海軍基地もあり、サウス地域全体で23万人もいる。関連企業も多く経済効果は数十億ドルにも及ぶ。

サウス地域は「バイブルベルト」と呼ばれ、非常に宗教的な州・上位11州のうち10州がサウス地域である。(画像参照:地域外ではユタ州が入ってくる。)南部バプティスト連盟が圧倒的に多い。

南北戦争後も、連邦政府に対する不信感が強い。連邦政府の黒人の投票権確保に対して識字テストなどで阻止しようとしてきたが、2016年いくつかの州では、投票時に写真付きのIDの提示を求めた。アメリカでは戸籍制度がないので、出生証明書、社会保険番号、自動車免許証などが身分証明書となる。貧しい人々は自動車免許を持たないし、それに代わるIDも手続きが煩雑で、貧困層は腰が重くなる。現在もこの構造は続いているといえる。

…以前、NCに行った時、差別は今もなおテーブルの下で行われているという女性教師の言を聞いた。少なくとも「アップランドサウス」のNCでは、そうなのだ。ディープサウスでは、今なおテーブル上でもあるように思える。非常に難しい問題である。

2026年7月8日水曜日

地図で読むアメリカ7

https://www.kirishin.com/2022/10/31/56854/
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評、第7回目は、第3章・アパラチア地域である。北はUSスチールの本社があったピッツバーグ(PA)から、ウェストバージニア州(WV)を中心に、ヴァージニア州(VA)・ノースカロライナ州(NC)・オハイオ州(OH)・ケンタッキー州(KY)・テネシー州(TN)のアパラチア山脈地域がこのエリアである。この章には、「貧困と環境汚染がまねくディアスポラ」という副題がついている。

北アイルランド人、スコットランド人、スウェーデン人、ドイツ人、スイス人らが初期に移り住んだ地で、WVは南北戦争を機にVAから奴隷州反対で分離したので、黒人もやってきた。現在はアイルランド系が多いとされる。小麦を生産できない狭い耕地で生き抜くため、ライ麦やトウモロコシを栽培、ウィスキーを醸造して生き抜いた。南北戦争後、北部の急速な都市化が、木材加工、炭鉱などの産業が雇用を生んだ。鉄道が開通したことで、NYやイギリスの投資家が大規模な鉱業を発展させた。貧しい農民は、働き者の貧しい鉱夫となった。しかし、この鉱業は環境破壊を引き起こす。WWⅡ後は、石炭鉱夫の雇用も30万人以上減少した。約300万人もの人々が経済難民として移住した。この流出は行政サービスの低下を招き、さらに「アパラチアディアスポラ」を増加させている。

ところでアパラチアの精神世界は、出自によって様々である。TNでは、毒蛇の所有を聖書に他する信頼の証とし、教会での礼拝で125の教会が行っているという報告がある。またKYは、同棲結婚の合憲性を認めたが、郡政府職員が結婚許可を宗教的信念によって許可を与えず、懲役刑となった。釈放後、結婚許可は与えたが署名を拒み続けた。またKY州では保守系のキリスト教団体が、聖書の記述に基づいて170mにもおよぶノアの箱舟(画像参照)を建造した。このような創世記に基づく「創造説」は、公立学校の教科書に進化論と併説されていることもある。

連邦政府は、アパラチア地域への支援を行っているが、意外に民主党政権は人気がない。エリート、環境保護主義者、議会、ホワイトハウス、ウォールストリートなどの支配者層への不振がかなり強いのではないかと著者は見ている。

…オリビア・ニュートン・ジョン(ジョン・デンバーよりこちらが好き)の「カントリーロード」は、WVを歌っている。場所は違えどサウスカロライナ州でレンタカーを走らせながら流した曲で思い出深い。♪"to the place  I belong"という歌詞は、「立ち返るべきあの場所」となるそうだが、実際はなかなか厳しいのであった。

2026年7月7日火曜日

今年の人権教育は緑のサヘル

https://tabunka.tokyo-tsunagari.o
r.jp/topics/close/close_1512.html
学院の人権教育が昨日行われた。NGO「緑のサヘル」の事務局長さんが、東京からリモート出演すると担当のS先生から聞いていた。「緑のサヘル」とはブルキナファソでMさんとお会いした御縁もあるので、下阪されて講演されるのなら、行くつもりでいたのだが、私の授業がないので今回は遠慮した。今日、授業のあったクラスで聞いてみたら、かなり内容が良かったとのこと。S先生もリモート故に、質疑応答があまりないのではと心配されていたのだが、生徒諸君がかなり質問をして時間が足りなかったと言われていた。今回はチャドでの活動の話が多かったようだ。現在はブルキナファソ北部の治安がかなり悪化しているので、チャドに活動の場を移しておられるのだろうと推測する。

生徒諸君が、様々な質問をして大いに興味を持ってくれたようで嬉しい。2学期の地理総合の授業でも触れていこうと思う。

2026年7月6日月曜日

パドレス4連戦スイープ未遂

https://www.youtube.com/watch?v=ICE7BbCvuDs
パドレスとの4連戦。スイープはならなかった。とはいえ、様々な話題の中、ドジャーズは王者の風格を見せつけたのだった。

https://one-piece.com/news/73574/index.html
第1戦はONE PEACEとのコラボデー、ササミローキ投手の先発だったが、パドレスに、何らかのクセを見破られているようでHRや長打を許してKOされてしまった。6点差担って配色濃厚だったのだが、なんとドジャーズがエドマン選手やラッシング選手、タッカー選手らによって大逆転した。凄い試合だった。パドレスファンはやってられないだろうなあ。

第2戦は大谷投手が先発で、あまり調子が良くなかったのか、100球以上投げ抜いたが、3点を取られた。しかし、大谷選手の親友・テオヘル選手が、満塁HRで大逆転。まるで水島漫画である。これでパドレスは7連敗。ゲーム差も14にひらいてしまった。ホント、パドレスファンはストレスが溜まりすぎているだろうなあ。

第3戦は、独立250周年の記念試合で特別なユニフォームを着用しての試合となった。(昨日の画像参照)大谷選手は休養日。すこし肩の筋肉に違和感があるらしい。先発は山本由伸投手。7回まで無得点・10三振の好投。パヘスのタイムリーとフリーマンのソロHRとタイムリーで3点を援護した。これでパドレスは8連敗。パドレスファンの怒りは天を裂くのではないか。

第4戦は、最初のバッターの時に、パドレスの監督とコーチがハーフスイングをめぐって退場という珍しい始まり方だった。これも戦略かもしれない。先発は矢田先生の指導を受け始めたといわれるシーハン。頑張っていたように思うのだが1点を失った。その後もブルペン陣が打たれ5点差になったが、今日誕生日の大谷選手のタイムリーなどで2点を返し、野手総動員で反撃に出たのだが、スイープを逃してしまったのだった。パドレスファンはやっと連敗が止まって、監督の退場劇を称賛するような気がする。

2026年7月5日日曜日

オールスターに5人選出

https://www.daily.co.jp/mlb/
2026/07/05/0020554392.shtml
フィラデルフィアでのオールスターゲームに、ドジャーズから、大谷選手・フリーマン選手・マンシー選手・パヘス選手、そして山本由伸投手が選ばれた。ア・リーグでは、ゲレーロJR選手もジャッジ選手もトラウト選手も選ばれた。果たして、怪我中のジャッジ選手・トラウト選手は辞退してしまうのかな。

山本由伸投手は2年連続だが、このままでは登板間隔の問題で登板機会はなさそうだという。これも残念。今日の画像は、独立記念日のユニフォームの勇姿。

2026年7月4日土曜日

W杯 カーボベルテ大健闘

https://www.threads.com/@andy_zipangu/post/DaWi2KBEgrV/media
カーボベルテが、アルゼンチンに大健闘した。前半メッシによって1点を先制したが、同点に追いつき、1対1。延長戦に突入。延長前半、またもアルゼンチンがリードするも追いつき、延長戦後半へ。ついにアルゼンチンのヘディングがバックスのオウンゴールを誘い、辛くも勝利したのだった。

アルゼンチンは前回優勝のチーム。初出場のカーボベルテがここまで善戦するとは凄い。まさに激闘、神試合であった。