2026年3月10日火曜日

WBC 豪州戦・チェコ戦

https://www.youtube.com/watch?v=MJ8xWIZPAt4
オーストラリア戦は、投手より一発が怖いと言われていたが、先発のマクドナルド投手は見事な好投。終わってから見たビデオでは、兄がインタヴューに答えていた。泣ける内容だった。オーストラリアでは、野球はマイナー・スポーツで、プロでない選手も多い。リーグでも300人くらいしか集まらないそうで、こんな大観衆の中でやれる喜びが痛いほどわかる。結局、吉田正尚選手のHRなどで日本は勝ったのだが、最終回に2本ソロを浴びた。最後まであきらめない姿勢、さらに天覧試合での陛下への礼儀も素晴らしい良いチームだった。(反対に、村上選手の態度に批判が集まり、岡本の最敬礼には好感が集まっていた。私としては巨人嫌いで村上贔屓だったのだが、これからはブルージェイズの岡本選手を応援しようと思う。)

翌日の決勝リーグ進出をかけた韓国戦で、オーストラリアは一歩及ばなかった。WBCの複雑なルールで、8回にあと1点守り切るか、9回で1点取れるかで決まるというゲームになった。マクドナルド選手の親戚の皆さんも、きっと悔し涙を流したと思う。私としては、オーストラリアに是非勝って決勝リーグに進出して欲しかったのだが‥。

本日の日本対チェコ戦は、大谷選手や鈴木選手は先発からはずれて始まった。前回大谷選手を三振にとったサトリア投手が凄い。結局無得点に抑えた。29歳なのに今日で引退とは、もったいない。ずっと0-0の投手戦だったが、8回に日本が9点もとって勝利した。(画像参照)前回の10点差負け以下が目標といっていたチェコだが、かなり接戦を演じてくれた。前回以降、チェコの野球は日本企業の支援などもあって徐々に盛り上がりを見せているそうだ。

頑張れチェコ。そして頑張れオーストラリア。両国の野球はまだまだこれからである。両国選手の野球愛を胸に秘め、今晩サムライJAPANは、4選全勝でフロリダに旅立つ。

2026年3月9日月曜日

サクラサク 本年第二弾

https://www.takeda.tv/hashimotoekimae/blog/post-274194/#html
1月21日付のブログで、エントリーした、外国語学部専攻語のアドバイスをさせてもらった学院の生徒から、合格したとの報と、専攻言語の希望順位表が送られてきた。やったなあ、サクラサク。学院は、英語教育に熱心な学校なので、3年生の先生方も、受験指導に関わった先生方もきっと大いに喜ばれていると思う。

アドバイス時に、将来についても聞いたのだが、かなり白紙のようだ。それもいい。M高校時代、私が関わった同じ外国語学部に進んだ教え子たちもいろいろで、スワヒリ語専攻に2人進んだが、男子の方はハングルにハマり、今は東京都の公務員になっている。女子の方は、アフリカにも行き、結局カメラマンになった。ビルマ語専攻に進んだ女子は大阪市役所にいる。うん。”人生いろいろ・島倉千代子”である。

2026年3月8日日曜日

WBC 台湾戦・韓国戦

https://www.nikkansports.com/baseball/samurai/wbc2026/news/202603050001817.html
東京ドームで、WBC予選が始まっている。前評判では、日本は優勝候補。台湾が強敵、韓国は弱体化と言われていたのだが、この2試合、フタを開けてみれば、台湾に7回コールド勝ち、韓国にはヒヤヒヤの逆転勝利という、まったく逆の結果になった。

大谷選手の活躍は、この2試合でOPS(チームへの貢献度)が3.0を超えている。台湾戦での満塁HR、韓国戦での同点ソロHRなど、打点も出塁率も凄い。二塁打を打ってもOPSの数値が下がるという怪物ぶりだ。これに前回WBCは怪我で出場できなかった鈴木誠也選手(カブス)、前回も大活躍の吉田正尚選手(レッドソックス)のMLB組がそれぞれ活躍している。韓国戦での(不振の近藤を挟んで)3人連続HRなどは、まさに痺れる展開であった。意外に、新メジャー組の岡本選手(ブルージェイズ)と村上選手(ホワイトソックス)は目立っていない。こういう短期決戦で不調な選手も必ずいて、代表格が第2回WBCのイチロー選手だったのだが、それもまたドラマの一部なのだろうと思う。(あの決勝打は今でも泣ける)

投手陣については、台湾戦での山本由伸投手は少し調子が悪かったものの無失点、オリックスの宮城投手も、第二先発で期待されているのがわかった。意外に苦しんだのが、韓国戦の先輩・菊池投手(エンゼルス)だ。韓国戦では、たった5球で3連打され、結局3得点を許した。後は締めたけれど…。大谷選手の同点弾は、まさに先輩の敗けを打ち消すHRで、カーショーの負けを消した時を想起させた。こういう義に厚い大谷選手、実に大好きである。

守備では、源田(ショート)・周東(センター)の両選手が韓国戦で光った。今日は、オーストラリアとの60年ぶりの天覧試合となる。陛下の前で見事に勝利して予選突破してほしいものである。

2026年3月7日土曜日

日本ESD学会近畿地方研究会

https://www.soai-dosokai.jp/
奈良教育大学に送った2番目の教え子が、今、S大学で准教授をしている。彼の尽力もあって、S大学で日本ESD学会近畿地方研究会が開催された。是非ともと言われ、一般(すなわち正会員ではない存在)として参加させてもらった。彼も立派になったもんだ。今回の事務局長として走り回っていた。嬉しいねえ。

午前中は、”フィッシュボウル・ディスカッション”という、全体の輪のなかに、もう一つ小さな輪(発言する場)をつくって「わたしたちはなぜESDに取り組むのか」というテーマで、若手の会を中心に議論が進んだ。ここで、気づいたのだが、参加者は圧倒的に奈良教出身者が多いことである。少し内輪的な会話も見られたが、内容は小中学校におけるESD実践の難しさや喜びなどが語られた。大学の退役・現役の先生方も小さな輪に入ってこられたりして、奈良教育大学のESD教育の師弟の絆・先輩後輩の親密さを強く感じた感銘を受けた次第。

昨日のサクラサクで奈良教育大学にお世話になる教え子にも、学校に勤めてからも続く、こういうESDの学びの輪の中に入っていって欲しいと心底思った。今春院に進む女子学生さんと話していたら、教え子と専攻も部活も同じで驚いた。

https://www.soai.ac.jp/information/news/2024/04/post-185.html
昼休みには、学内に教え子が作ったビオトープや田んぼも見学した。地域の子供達とともに学生が世話をするそうだ。

午後には、研究発表を聞きに行った。印象深かったのは、神戸常盤大学の深川幹さんの発表。「共有資源をめぐる意思決定のジレンマを体験するゲーム型教材の開発」である。これは同級生だった教え子との共同研究であるらしい。中学理科の教員志望者の教科指導法の授業実践である。コモンズの悲劇を基礎として、水・エネルギー・海洋(資源)・陸上(資源/鉱産資源や森林資源等)を4人がカードでそれぞれの資源を取得しながら、自己の利益を争うゲームである。初級ではアトランダムにカードを配布。それぞれの資源には当然ながら限界があり、資源が枯渇するとゲームセットになる。中級では、プレイヤーは、ドラフトで他のプレイヤーに見せながらカードを得ていく。上級はまだ実践していないらしいのだけれど、様々なプラスやマイナスのミッションが隠されているという前提で行われる。大学生故に、このゲームで様々な思考をしてくれるようだ。

これまでESDのシミュレーションゲームを創作して行きた私としては、およその感覚は掴めた。午前中のディスカッション時に離席で、内容について少し話し込んでいたこともあって、実に興味深い内容だった。使用したパワーポイントを送ってほしいと後でお願いしたくらいである。

ただ、社会科から見ると、様々な疑問が起こる。司会者の先生も社会科だったようで、資源となると需要と供給とか、経済的な問題として捉えてしまうので、あまりに簡素化し過ぎではないかという意見を発せられた。これは十分理解できるが、あくまで理科の教材であるから、目くじらを立てる必要もあるまいというのが私の意見。シミュレーションゲームには、必ず落とさなければならない論点が生まれる。どこから見ても完璧なシミュレーションゲームは存在しない。

私なら、これに札束を刷って使いながら進めると思う。資源が少なくなれば価格は上がるという発想は社会科の場合である。南北貿易ゲームでは、ファシリテーターとして、実際に需給関係で価格を上下させる。…なんか、また新しいシミュレーションゲームを作ろうかという意欲が少し湧いてきた。(笑)

2026年3月6日金曜日

奈良教 3度目のサクラサク

https://www.toshin.com/daigaku/nara-kyoiku
午前中に、奈良教育大学の合格発表があって、学院の生徒からサクラサクの報告があった。実に嬉しい。M高校時代に、私の英語科クラスから一浪の末に男子1人、ESD(持続可能な開発のための教育)の弟子で、国語科から男子1人、そして今回で、教え子3人目である。

私は教師になりたいという生徒には、まず奈良教育大学を推す。理由はやはり関西のESDの拠点校(ユネスコスクールの指導校)であるからである。小学校課程でも、専門教科を学ぶ中等過程でもESDの学びを大学時代にしておくことは重要だと思っているのである。

私が関わった頃のESDには、開発教育(途上国の問題を扱う)、人権教育、平和教育、環境教育、異文化理解といった5つの柱があったのだが、SDGsの登場で、それらが包括的に取り扱われるようになった。私の専門は、アフリカを中心とした途上国の問題に関わる開発教育であり、創作シュミレーションゲームをいくつか作り、日本国際理解教育学会で何度も発表してきた。おかげで、初版の学会の監修する事典にシュミレーションゲームの項の執筆を許された。ただ、マレーシアに行ってからは、同学会とは縁が切れてしまった。

奈良教育大学で、同学会が開かれ、研究発表したこともあるし、請われて個人的に発表させてもらったこともある。私とも縁の深い大学である。サクラがサイタ学院の生徒にも、充実した大学生活と将来への道を切り開いて欲しいと願っている。

2026年3月5日木曜日

イラン情勢と展望Ⅲ

https://www.youtube.com/watch?v=EaWMHqhMfAE
アメリカとイスラエルの空爆は、あれからも、ずっと続いている。制空権を奪われたイランは悲惨である。湾岸諸国の米軍基地と石油関連施設に攻撃しているが、キプロスにまで攻撃したことは、NATOの集団的防衛権を犯すことになり、英仏の介入が現実的になった。そのうちクルド人の動きに呼応してトルコも動くだろう。湾岸諸国も黙っていられない状況にある。ロシアと中国は完全にイランを見捨てているようだ。この件については以下のYouTubeがアニメ付きで実に詳しい。イランは破滅に向かって進んでいる。国民のためにも全世界のためにも一刻も早い平和を望みたい。

https://www.youtube.com/watch?v=EaWMHqhMfAE

2026年3月4日水曜日

全米宗教組織別の世帯収入分布

https://www.pewresearch.org/short-reads/2016/10/11/how-income-varies-among-u-s-religiousgroups/#:~:text=While%20there%20is%20a%20strong,with%20both%20religion%20and%20income.
「宗教からアメリカ社会を知るための48章」(上坂昇著/明石書店)の、アメリカのヒンドゥー教についての第7章には、興味深いグラフが載っている。(上記画像参照/少し拡大可能)これは、宗教組織別の世帯収入の分布図である。

右側の色の薄い方が低収入($3万未満・$5万未満・$10万未満・$10万以上)となっている。所得のトップは、ユダヤ教、2位はヒンドゥー教、3位はアメリカ聖公会(英国国教会)、4位は長老派USA、5位は無神論、6位は不可知論(神の存在や宇宙の真理を人間は認識不可能とする立場/無神論も否定。)、7位正教会、8位合同キリスト教、9位アメリカ福音ルーテル教会、10位合同メソジスト教会、11位アメリカ長老派教会、12位ユニテリアン・ユニバーサル教会、13位ルーテル派ミズーリ・シノッド、14位モルモン教、15位イスラム教、16位全アメリカ成人平均、17位カトリック、18位特定宗教なし、19位チャーチ・オブ・クライスト、20位南部バプティスト教会、21位セブンスデー・アドベンティスト、22位仏教、23位アッセンブリー・オブ・ゴッド、24位アメリカン・バプティスト教会、25位チャーチ・オブ・ゴッド・イン・クライスト、26位ナショナル・バプティスト・コンベンション、27位エホバの証人 (Pew Research Centerによる)

聞き慣れないプロテスタントの宗派もあるが、およそ学歴との関係性もありそうである。全米の大学卒業者はおよそ27%。ちなみにアメリカ移民となったヒンドゥー教徒は77%でトップ。大学院卒となれば48%と異常なほど学歴が高い。(ユダヤ教徒は59%と31%)インド本土の成人就学年数は5年なので、まさに超エリート集団だといえる。

…昔読んだアメリカの宗教の本で、バプティストで成功した人物が、次の世代ではメソジストになり、さらに聖公会にかわっていくという構図が示されていたのだが、まさに実証されているといえよう。