2026年6月29日月曜日

パドレス戦勝ち越し

https://www.youtube.com/watch?v=udVkX9qpxbg
パドレスとの3連戦、第1戦はボロ負けだった。唯一の良かったことは、ベッツ選手が記念すべき300号HRに続き、301号HRを打ったくらいだった。今日の第2戦は、6回のビッグイニングの最後を飾る3試合連続の302号HRを打ってくれた。復活のベッツである。第3戦もベッツのタイムリーが試合を決めた。万歳。実に嬉しい。
第2戦では大勝だったのでロハス選手がまた登板して三者凡退を取り盛り上がった。試合後の防御率は13.50。(笑)この勝ち越しで、西地区内では10ゲーム差となった。

初戦のササミローキ投手は3ランこそ打たれたが、ラッシング捕手の配給ミスだとの評が多い。第2戦の山本由伸投手の安定感は相変わらず素晴らしい。今日のシーハンも好投してくれて、2ヶ月ぶりの勝利を得た。

次カードからテオヘルが復帰するとのこと。あとは、キケとスミスだ。復帰が待ち遠しい。

カーボベルテの決勝T進出

https://courrier.jp/news/archives/449234/
W杯初出場のカーボベルテが、スペインに0-0引き分け、ウルグアイ2-2引き分け、サウジアラビアとも0-0引き分けで、勝ち点3。ウルグアイがスペインに敗れたため、グループ2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。

ちょうど、YouTubeでカーボベルテを旅する動画があったので視聴した。https://www.youtube.com/watch?v=5KGU-ppazYA&t=11s

アフリカ・ウォッチャーを自認する私だが、カーボベルデのことはほとんど知らなかったので視聴は実に有意義だった。なにより重要なことは、ポルトガルの大航海時代、無人島だったカーボベルテがアフリカ初の植民地となった、ということで、今もポルトガル的な町並みであった。またポルトガルの要塞も残っている。

https://4travel.jp/travelogue/11487942
意外と治安もよく、政治も安定している感じであった。また奴隷貿易も行われていたようで世界遺産もその関連施設である。(画像参照)調べてみると、オセアニアの島嶼国同様に、典型的なMIRAB=移民(MIgration)送金(Remittance)海外援助(Aid)分配装置としての官僚制(Bureaucracy)の頭文字からなる経済構造である。海外送金はGDPの20%になる。農業や漁業(マグロやカツオ)は輸出の主力だがそれほど多くはなく、南米との航空路線の給油地や海運でも給油地としての需要が高く、第三次産業がGDPの80%を占めるという。地政学的に重要な国なのであった。

W杯では、前回優勝のアルゼンチンと対戦することになる。さてさて…。

2026年6月28日日曜日

同志社国際高校の事件考10

https://kakuyomu.jp/works/2912051602840456101/episodes/2912051602840548106
同志社国際高校の事件を風化させてはいけないと私は思う。今回紹介するのは、同級生の匿名の投稿である。画像にあるように、同志社国際高校の教育のあり方について書かれている。YouTubeで紹介されていたものだが、投稿の本文を読むほうが意味があると思う。

社会科の教師として、私は常に左右ド真ん中の立場を標榜してきた。社会科学の世界には、様々な視点が存在し、自然科学のような一つの正解があるわけではない。完全に、ド真ん中とはいかないかもしれないが、この意識は極めて重要である。

例えば、移民問題について、様々な視点がある。これは、2学期の中間試験までの範囲で触れようと思っているのだが、この投稿の最初に、ヨーロッパと日本の移民受け入れの差を挙げ、執拗に日本批判をする地理の教師のことが書かれている。全くデメリットの話が出てこないという投稿者の批判はもっともである。現に、スウェーデンを始め多くの問題が出ており、日本では特に日本語学習の困難さなども語らねばならない。移民増加による住宅不足からくる住宅価格の高騰なども多くの国で問題化している。これらを様々な視点から語り、生徒諸君に自分なりの答えを探させるのが社会科の使命であると思うのだが…。

また論理国語の授業で、教員が、左翼には、共産党が入らないと断固とした主張をした件も書かれていた。この教員は、間違いなく六全協以降の新左翼だといえるだろう。高校生に授業で語るべき内容だとは全く思えない。

最後に最近の政治・経済の授業のことが書かれている。

こういう授業をしているのか。同志社国際高校は、生徒を殺しても何も変わっていないのか。文部科学省も、京都府教育委員会も、この投稿を読むべきであると思うし、校長を国会に呼び出して欲しいと思う次第。

地図で読むアメリカ5

https://blog.excite.co
.jp/nyliberty/1748903/
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評、続いてメトロポリタン・ニューヨーク地域のエントリー。NYCとニュージャージー州(NJ)とCTの一部を含んだ人口2000万人の地域である。

1664年、ニュー・ネーデルランド植民地が征服され、チャールズ2世が弟のヨーク公に土地を与えたのに始まるNYは、当初から多様性に富んでいた。この多様な異文化集団の中で影響力をもつエスニック・グループは1845年以降のジャガイモ飢饉からやってきたアイルランド系移民で、安定的な警察官や消防士を選んだ。1880年代にはイタリア系、19世紀後半ユダヤ人が移民してきた。1910年にはNYCの約25%がユダヤ人だった。貧しいユダヤ人はローワー・イーストサイド(画像参照)に住み、裕福なユダヤ人はアッパ-・イーストサイド、アッパー・ウエストサイドに住んだ。ここ数十年では、ポーランドやウクライナ出身のイディッシュ語(宗教儀式時はヘブライ語)を使う超正統派(ハシディック派)がブルックリンに定住した。ユダヤ人は、衣料、ダイヤモンド、エンターテイメント、金融業界などで成功者を出してきた。金融業界ではゴールドマン・サックスが最も有名である。

https://www.reddit.com/r/TheWayWeWere/comments/8rawga
/jazz_players_outside_cotton_club_harlem_new_york/?tl=ja
ハーレムは、もともと裕福な居住区であったが、アフリカ系が工場に近いハーレムに移り住むようになり、旧住民は他に移った。アフリカ系はハーレム以外に住むことが出来なかった。不動産業者が協定を結んでいたのである。その結果ほぼ100%のアフリカ系居住区が出来上がった。劣悪な環境で貧困、麻薬犯罪が横行する危険な地域であったが、1920~30年代にコットン・クラブ(画像参照)などの黒人文化が花開く。

…昔々、10日間ほどNYCを歩いたが、実に刺激の強い都市である。ハーレムに行くのには地下鉄あるのみ。タクシーはハーレムには行ってくれない。同じマンハッタンでも、道1つ違えば治安状況も大きく違う。実に面白い街だ。

地図で読むアメリカ4

https://jp.123rf.com/photo_51580765_
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の書評、いよいよ10の各地域に入る。まずは、ニューイングランドである。興味深い新たな見識の源にしぼってエントリーしたい。

マタイの福音書5-14~15にある「丘の上の町」は、ユートピア創造というピューリタンの信条を簡潔に表しており、アメリカが最良の国という「アメリカの例外主義」の根幹にもなっており、歴史的にはニューイングランドのアイデンティティだといえる。ただし、(1)宗教が自分の人生にとって大変重要であるか、(2)教会に少なくとも毎週拝みに行くか、(3)毎日神を拝むか、(4)神の存在を確信しているか、という4点で2016年の全米調査によれば、ニューイングランドの6州のうち5州は「最も宗教的ではない」ランクに位置することが判明した。このニューイングランドのイメージは、近年大きく変化しているようである。

ニューイングランドは、バージニア(VA)のような大規模プランテーションに適したような肥沃な土地はなく、小規模産業の活性化を促すことになった。イギリスの植民地への課税は不当に重かったので、厳しい条件下で最大の利益を挙げる、抜け目ない、特に狡猾な「ヤンキートレーダー」が生まれた。起業家と投資家は、南部との取引が上手く行かないと悟ると、ロードアイランド(RI)の商人やボストンの商人は、西部地域への投資、「三角貿易」へと転換した。

ニューイングランドは、教育程度が高い。プロテスタントにおいては神と直接に意思疎通を図らねばならないため、その仲介役の牧師育成のための教育機関が必要であったし、聖書を読むための識字率の向上のための学校教育が必要だったのである。1636年創立のハーバード大学、1701年のイェール大学、1746年のプリンストン大学などが先駆となった。学位修得率も高く、2007年の調査では、マサチューセッツ州(MA)は16%で最高位にある。トップ10に、コネチカット州(CT)、バーモント州(VT)、R!が含まれる。印刷文化の発達もニューイングランドの特徴である。この知的生産活動を重視する風土は、この地の特徴であるが、アイビーリーグの授業料は高く、奨学金制度が整っているとはいえ、社会格差は厳然としているのが現状である。

ニューイングランドの6州で、18世紀はCTが地域の中心(工業地域)だったが、今日、VT、ニューハンプシャー(NH)、メイン(ME)など北部に集中している。さらに、この地域は、従来のニューイングランドとメトロポリタン・ニューヨークに分かれている。この見分け方は、NFLのペイトリオッツ(MAが本拠)かNYジャイアンツ(NJが本拠)のファンかどうかであるそうだ。

19世紀半ばまでは、プロテスタント的なこの地が工業化が急速に発展した地域であった。ここにアイルランド系移民が押し寄せてくる。1840年代には、南部地域ではカトリック色のほうが強くなり、1884年にはボストン市長出すまでになった。(現状でボストン・メトロポリタン地域の23%。シカゴ、NYC、フィラデルフィアなどを抑え最大の集住地となっている。)民主党勢力が強い勢力を保っているのはこういう背景がある。1890年以後はドイツ、イタリア、ポーランド、ロシアのユダヤ人が移住してきたのだが、従来のニューイングランド住民(=WASP)は、彼らを吸収しつつもその特性を固持した。それは印刷・出版業界を抑えている彼らによるニューイングランド版アメリカ史の教科書に顕著に現れているといえるだろう。

…こうしてみると、ニューイングランドの歴史的宗教的圧倒的地位は見事に崩れているように見える。昔々、ボストン中心部のトリニティ教会を見学した。浅い知識すらなかった私は、てっきりピグリムファーザーズの流れからカルヴァン派だと思っていたが、ステンドグラスの美しい英国国教会のハイチャーチであった。ボストンとカトリックに最も近い英国国教会ハイチャーチは、今でも簡単に結びつかない。しかし、時代の流れが複雑なアメリカを今なお形成し続けているのだろうと思う。

2026年6月27日土曜日

地図で読むアメリカ3

https://www.jiji.com/jc/tokushu?id=2024_presidential-election-kaihyo&g=use
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の序章に、本書の「10地域と類型化の基準」が記されている。おおよそ5種類の尺度の組み合わせの中で相対的に類型化したとのこと。その尺度を挙げておきたい。

1:個人主義的なのかユートピア的社会改革を目指すのか。2:神の導きへの傾倒なのか、あるいは良心と探求の自由に心動かされているのか。3:理想的なアングロサクソン・プロテスタントへの同化を目指すのか。4:伝統的な資本主義秩序への服従を求めるのか、平等と民主主義的な参加を促すのか。(近年見られる傾向として)5:地球温暖化などの環境破壊に対する危機意識を抱くのか、それとも雇用と経済優先主義でいくのか。

…この尺度は実に興味深い。ニューイングランドなどは、歴史的に当初、1ではユートピア的社会改革、2は神への導きへの傾倒、3ではWASPへの同化であることは間違いない。だが現状はどう変化しているのかといった疑問もある。また、この3・4・5の尺度は、ブルーステート(民主党の強い州)とレッドステート(共和党の強い州)の分布(画像参照)に感覚的に近いものがあると私は思う。

2026年6月26日金曜日

臨時休校とW杯日本2位通過

https://search.yahoo.co.jp/realtime/search/hazard/0fa93553f7127cf54785?rkf=1&rf=off&p=
朝8時時点で、大阪市に大雨警報がでていた。しかも学院近くの寝屋川水域が氾濫危険水位に達しているとのこと。JRも完全に止まっていた。ということで、来週から期末試験を控えているのだが、学院は臨時休校ということになった。幸い今日の授業・3クラスはみんな試験範囲を終わっていて、提出課題をやってもらう段取りになっており、課題も全て配布済みであった。個人的にも昨夜、足がつって大変だったので、少しばかり有難い休校となった。

ところで、今日は、W杯第3節・スウェーデン戦である。結局1対1で引き分け、日本代表はグループ2位通過ということになった。印象に残ったスウェーデンの同点弾は凄く難しいシュートだった。敵ながらあっぱれ。1位通過ならモロッコ、2位通過ならブラジル。どちらも強敵である。ブラジルか…。以前なら諦めているところだが、今回はわからない。