まずは、A・B・C・D・Eの気候帯の名前を無理やり覚えてもらう。その後、A・C・Dに登場する、f・s・wを覚えさせる。BとEは大文字の連記でBW・BS・ET・EFを覚えてもらう。それぞれ2分程度の時間で、次々指名して確認している。その後、「Afは?」「熱帯で1年中雨がフルフル」などと答えてもらう。さらに、A・C・D・Eの分類(たとえば、C:温帯は最寒月が18℃以下-3℃以上であるとか、ET:ツンドラ気候は、最寒月-3℃以下で、最暖月は0℃以上10℃以下だとか)を頭に入れてもらい、最後にCfaとCfbの相違とBWとBSの降水量の相違を教えるわけだ。これは、今まで地理を教えた生徒全てにやってきた。
次の授業では、各気候区の分布図を見ながら、グループワークで、その法則性を探ってもらった。なかなか難しいのだが、考えてなんぼ、間違ってなんぼ、(大阪弁で「なんぼ」とは価値があるという意味)の授業である。黒板に、じゃんけんで買った順に好きな気候区の法則性を書いてもらった。するどいものもあったし、大笑いしたものもあった。
さて、いよいよ各気候区の詳細を語っていく。今日は、そのためのパワーポイントを作成していた。プリントに合わせて、AとBの気候区の様々な資料を組み込んだ。画像は、BW(砂漠気候)のブルキナファソのサヘル地帯のモスクのオリジナル写真。日干しレンガの話をしようと思っている。さて、明日の初パワーポイント授業が楽しみである。
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