2024年4月28日日曜日

「はじめてのバルト」を読む

学院に通いだして、1ヶ月近くになろうとしている。通勤時間は一気に短縮されたし、毎日色々と発見があって面白い。学院は、大学から、保育園まであるので、構内は乳母車に乗った保育園児(無茶苦茶かわいい)から、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生が闊歩している。なかなか壮観である。(笑)

学院の図書館に先日行ってみた。図書館は5階まであって、20万冊の蔵書があるそうだ。当然ながら、カトリックを始めとしたキリスト教の蔵書も多い。関連して哲学や宗教学の棚もかなり充実している。で、とりあえず最初の1冊を借りた。「はじめてのバルト」(J.R.フランク著/教文館)である。昔からバルト神学には興味があったのだが、なかなか勉強する機会がなかった。カウンターで、司書の方と話していると、「この本を借りた方は今までいなかったのではないかなあ。」とのこと。褒められているような、そうでもないような…。そりゃそうだ。バルトといえば20世紀を代表するプロテスタント(カルヴァン派)神学者である。カトリックの立場からしたら、あまり好きな人物ではないはずである。とはいえ、キリスト教関連の書籍としておいてあったのだろう。私からすれば、これ幸いである。

実は、すでに半分以上読んでいる。中田考氏の新書と併読していたので、少し混乱したきらいもないではないが、意外な共通点もあるような気がするのである。少し頭の中で熟成してから、書評を書こうかと思っている。

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