2024年4月19日金曜日

イスラエルのイラン直接攻撃

https://trafficnews.jp/post/119779
イスラエルが、イランに直接反撃を行ったというのは事実らしい。詳細が明らかないされていない。ミサイル、ドローン、はたまた退役したはずのアメリカのステルス機・F-117(画像参照)を使った攻撃など様々に伝えられているが、例によって隠匿やプロパガンダの可能性があるのでこれ以上は踏み込まない。

ただ、現ネタニヤフ政権は、汚職を摘発された首相を過激な右派が支えるカタチになっており、エスカレートを続ける可能性が高い。実に馬鹿げたことである。自己の権力維持(汚職による裁判・収監を回避)のために戦争を行うという不条理が見え隠れするゆえに、イスラエルに正義があるようには見えない、というのが私の現時点での見方である。当然ながら、イスラエル国内の世論は分かれていることだけはたしかだ。イランへの直接反撃についての支持の%情報も出ているが、正しいのかどうかわからない。

イランも、先日エントリーしたように、スンニー派の六信にあたる信仰の原理に「正義」を掲げるシーア派の思考回路から、絶対に引かないだろう。よく映像で国民が「イスラエルに死を」といった、我々から見ると極めて過激なシュプレヒコールを連呼するように、国民の熱い支持が背景にある。日清・日露戦争時の日本も世論は開戦を熱望し、それを背景に慎重だった政府は立たざるを得なかった。

イラン政府は、少なくとも、イスラエルよりは冷静であると思われる。だが、国民の熱狂をどう抑えるかである。推移を見守るしかないが…。

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