カリフォルニアのようだが、テルアビブの海岸である。 |
グレイトシナゴーグ内部 |
一方、USAは母国イギリスよりはるかに信仰深い国だ。キリスト教徒の中には、ユダヤ教徒を改宗させ、イエスを救世主として認めさせることが、神の意志だと信じる人々がいる。例のキリスト教原理主義のグループである。ネオ=コンとも呼ばれている。そういう前提で、イスラエルを守ることは正義だと信じる人々もいる。
ユダヤ人だけでなく様々な立場のUSAのがイスラエルの存続を願っているわけだ。アメリカ人は、たぶんに独善的な場合も多いが、基本的にお人好しで、しかもおせっかいな所があると私は思っている。(笑)これは良い、悪いを超えたUSA気質であるとも思っている。ガリラヤ湖の北にある超正統派の街・ツファットでは、おだやかな超正統派の人々に出会った。(8月14日付ブログ/ガリラヤ湖畔を旅するⅠ参照)この時、研究者である息子は、「この街の超正統派はアメリカからの移民ではないか。」という感想をふともらした。芸術家も多く、アート街にいた人々もフランクで、およそエレサレムの超正統派とは似て非なる存在であった。たしかに、アメリカ人っぽいと私も思った。
WEBで発見したTシャツ |
面白かったのは、土産物屋にこんなTシャツが売っていたことだ。「AMERICA Don't worry. ISRAEL is behind you.」
これにジェット戦闘機(F16)が描かれている。「心配ご無用!アメリカ軍。イスラエルがついている。」とでも訳せばいいのだろうか。私は、このTシャツに、イスラエルがUSAに頼り切っているのではない、自立しているのだという微妙な感情を読み取るのだが…。
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