今朝、学校に行ったら、教務部長のH先生が「先生が応援していた秋田商業高校野球部が、話題ですよ。」と、タブレットを見せてくれた。宿泊していたホテルのホワイトボードに、お礼を寄せ書きしていて、それがツイッターに流れているようだ。
https://twitter.com/taise131/status/633547793404039168/photo/1
以前、このホテルにO先生を訪ねたことがあるが、毎日三食、メニューに変化を持たせてくれて、カゴの鳥の部員たちは大変喜んでいますという話を聞いた。スタッフの皆さんも、心から秋田商を応援していただけたのだろう。柳田国男的に言えば、そういう人間(じんかん)の「間柄」だったのだと思う。
だが、私から見れば、これはフツーの行為である。O先生(監督)にとっても同じだと思う。長い間お世話になったホテルのスタッフに、どういうカタチであれ、感謝の意を表するのは当然である。ホテルを去る際も、きっと全員が整列し、キャプテンが挨拶し、全員が深々と礼をしたはずだ。
この寄せ書きがツイッターに流れ、好意的に見られているのは、もちろん嬉しいが、私は両手を挙げて喜んでいるわけではない。今年の高校野球があまりにスター的な選手に注目が集まり、そういう報道が過熱したからこそ、公立高校である秋田商のフツーの高校生らしい行動が反対に目立ったのではないだろうか。
高校野球、甲子園出場とはいえ、結局のところ、教育の場である。O先生、そうですよね。
2015年8月21日金曜日
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