ワルシャワ旧市街 |
ややこしいことに、ちょうどイスラム移民排斥の政治集会も行われていました。我々が旧市街からクラクフ郊外通りを行こうとすると、その集会参加者がデモ隊に変わり、警察車両に守られながら大統領官邸へ向かって行く、その怒声の後を追う格好になりました。ちょっと不思議な空間でした。
WEBで、ポーランドの移民受け入れ状況を調べてみましたが、日本語でわかる範囲ではあまり情報はありません。ポーランドはEU加盟後、国内の労働力が流出した側です。しかし、ユダヤ人の姿は見られないものの、スカーフ姿のイスラム系女性はわりと見る機会がありましたし、ケバブの店はかなりの数にのぼっています。ケバブ=イスラムではないとは思いますが…。
現在、ポーランドの経済は比較的堅調であるようです。ポーランドでは、3Kと呼ばれるような肉体労働もポーランド人が多く雇用されており、賃金もドイツなどよりかなり低いようです。(その分物価が安く我々も大いに助かりましたが…。)しかも、複雑なポーランド語習得も大きなネックになります。したがって、ドイツやフランス、北欧などで騒がれているようなイスラム系移民問題は、まだまだ大きくはなっていないようです。
イスラム系移民排斥デモの後を追う格好になる |
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