2011年9月12日月曜日

世界史B ローマに突入

世界史Bも、そろそろギリシアからヘレニズムを経てローマに突入する。ギリシアの話も面白いが、ローマもまた極めて面白い。ローマとくれば、塩野七生である。ホントは「ローマ人の物語」を全巻読みたいところだが、今年は間に合わなかった。今回、私が手にしたのは、新刊の『「ローマ人の物語」スペシャルガイドブック』(新潮文庫)と、ちょっと古いが『ローマから日本が見える』(集英社文庫)である。
ガイドブックの方は、カラー印刷で、ローマの様々な遺跡や絵画・彫刻などを通してイメージが広がる。なかなか有為な本である。内容的には、『ローマから日本が見える』の方が面白い。ただ、今回授業では、山川の詳説世界史要点整理ノートを参考に構成しているのだが、これと塩野七生絡ませるのはかなり難しい。歴史の面白さを伝えることと受験科目としての整理としてのスキル…両者の止揚は、専門教科ではない私にはまだまだ難しい。

詳しい書評については、後日に譲りたい。なんといっても、今日は4時間授業だったし、8時前まで、パッコンパッコンとクラフトパンチしながら(9月8日ブログ参照)、編集作業に付き添っていたので、クタクタである。(笑)今週はこういう日が続くはずだ。ところで妻は、ガンガン家事をこなしている。洗濯もゴミほりも食器洗いも…。結局また100%依存の生活に逆戻りである。

2 件のコメント:

  1. 奥さんの退院と、順調な回復、おめでとうございます。周りの支えがあってこそ、働けるんですものね。今度は先生が入院!なんてことにならないように、無理せずライフワークを行ってください。

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  2. Lily君、あたたかい言葉ありがとう。自然と無理はしない湯になってきた。『ノリヲコエズ』というところかな。修羅場の数だけ経験値が増えるからね。私としては、慣れない気候やストレス性の強いそっちの方が心配やね。”気をつけなはれや。”

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