2024年6月29日土曜日

ケニアの増税反対デモ

https://www.jica.go.jp/Resource/activities/issues/agricul/
jipfa/africa_agri/ve9qi80000005ujs-att/20230125_02.pdf
ケニアで、増税二反対するデモが起こり、26人もの死者が出た模様。財政的に、対外債務がGDPの6割ほどに膨らんでいる。(このうちの3割を占める2国間債務残高は中国が71%強。前政権が、一帯一路の罠にハマって、ナイロビーモンバサ間の鉄道建設に関連するようだ。画像参照)この財政危機打開のための増税らしいが、コロナ禍の観光収入の激減や、ウクライナ戦争による穀物高騰などでインフレとなっており、反対デモが暴動へと発展したようである。

対外債務によるデフォルト危機は、ケニアだけの話ではないが、花卉栽培などがうまくいっていた矢先の世界的な経済の落込みが、脆弱なアフリカ経済を直撃している。

私の愛する国だけに、実に残念である。大統領がこのデモを受け、増税法案を撤回したのがせめてもの救いだろうか。

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