チャドの与党の?ロゴ 仏語とアラビア語が印象的 |
私は、朝日、毎日、日経の三紙を読んだが、どうもマリ北部の掃討戦の主力は、フランス軍とチャド軍のようである。フランス軍は早めに、アフリカ諸国の軍隊に掃討戦を委譲したいようだが、砂漠の戦いに慣れたチャド軍だけが頑張っているという感じ。他のアフリカ諸国の軍隊はマリの南部、非戦闘地域で、ぐちゃぐちゃしているらしい。
このチャドという国、腐敗認識指数(CPI)が世界で最下位の失敗国家の代表のような国で、長年の内戦で経済は破綻している。だからこそ、経験の多い軍で貢献することで、旧宗主国の歓心を引こうとしているのかもしれない。チャドの国益からすると、当然の成り行き?
マリ、ニジェール、チャド、中央アフリカ…。このあたりの内陸国は、まさにアフリカの最もしんどい国々である。チャド軍が頑張っていることも、また悲しい話だと私は思ってしまうのである。
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