2012年5月25日金曜日

HR合宿 IN大山 なのだ。

雪渓の残る大山
さきほどHR合宿から帰ってきた。なかなか意義深い合宿だった。スケジュールは極めてシンプルである。目的地大山は大阪からは中国道を走るのだが、かなり遠い。4時間以上かかる。昼過ぎに到着して、大山の登山。もちろん頂上までいくわけではないが、なかなかきつい。風呂の後、夕食、その後オリエンテーション・プログラム(今回は校歌の練習と校歌のクラス別合唱コンクールである。)、翌日は朝食後、近隣のりっぱな体育館で、生徒の企画・運営によるレクリェーション大会。(大縄跳び・4人5脚競争、ドッジボールである。)昼食をとって、大阪へ向けて中国道を引き返す、というものだった。

本校に入学して2カ月もたたない1年生だが、体育科・武道科は3年生徒のキャンプでかなり本校イズムみたいなものを注入されている。礼儀はもちろん、常に個々人がリーダシップを発揮するように、また作業を頼まれることに文句を一切言わず、ハイと笑顔で引き受けるといった、かなり体育会系のスタンスである。彼らに普通科も引っ張られていくのだが、大いに感心することばかりだった。今回のHR合宿も、まさに生徒が企画・運営を行う。もちろん教員の指導が入るのだが、私の想像していた以上に生徒は全面に立って頑張っていたと思う。これが、入学して2カ月の生徒とは全く思えない。マイクなどなくとも、自然に静かになり、指示や説明を聞いている。もちろん全てが全て満足というわけではないが、我が生徒ながらたいしたものだと思うのだ。

さて我がクラスのことを少し記しておこうと思う。普通科の中ではかなり体育系で元気なクラスである。おそらく最も普通科の中で最も早くHR合宿に適応したと思われる。長いバス車中。高速に入るやいなやカラオケ大会となった。今の観光バスはかなり進んでいて、本物のカラオケより曲数は少ないものの十分楽しめる。私の知らない歌がバンバン出てきて面白かった。男女ともノリがいいので大いに盛り上がったのだった。(私も歌わされた。笑)ビンゴ大会も、同じ画面で可能だった。全くびっくりである。生徒がばんばん進めてくれるし、なかなか楽しい。ホテルに到着する前にクラスで大合唱になったのは、『アンパンマンのうた』と『ドラエもん』だった。(笑)
みんなで創った「大縄跳び」
しかしながら、校歌の合唱コンクールも、レク大会もなかなか結果が出せなかった。大縄跳びも練習で1回飛べただけで、みんないろいろと作戦を練ったり、意見を出し合いながら頑張っていた。結局本番では3回飛べたのだが、ドッジボールも含め、上には上がいて総合で8クラス中7位という惨憺たる結果だった。私は、「まあ、見ていろ。1組はこんなもんじゃない。」と思っている。文化祭でリベンジするのだ。解団式の後、そんなことをつぶやいていると「文化祭でリベンジ。」と何人かが反応してくれた。ふふふ。マイナスをプラスにかえるのだ。

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