Harley‐Davidson Museum |
ハーレー・ダヴィッドソンのミュージアムは、本社のある私の大好きなウィスコンシン州ミルウォーキーにあるそうだ。そこに現状のまま展示されるという。私は原付しか運転免許がないので、ハーレーは憧れでしかない。ハーレーのオーナーを見ると羨ましいし、日本でつるんで走っているのを見るとハッピーな気分になる。でも、最も似合うのはやはりアメリカだ。サウスダコタで、あるいはアリゾナで、ハーレーをたくさん見た。なかでも、ワイオミング州には、ハーレーのオーナーにとって有名な町がある。スタージスという小さな町なのだが、バイク屋がたくさんあって、何故かと聞くと、毎年この町に全米からハーレーが集まってくるのだと言う。ここから、マウントラッシュモア(岩に4人の大統領の顔を彫刻した民主主義の神殿)、デビルスタワー(映画「未知との遭遇」で有名になったマグマの塊)へむけて、何百台というハーレーがつるんで走るんだそうだ。きっと壮観だろうなあ。
そんなハーレー・ダヴィットソン。私にはオーナーの友人が2人いるが、いつもピカピカに磨いている。太平洋を渡ったハーレーは、そんなピカピカのハーレーの中でひときわ目立つだろう。震災を忘れないためにも、そのまま展示してもらうというのは素晴らしいアイデアだと思う。ニュースでは、所有者と発見者もその展示開始の際、招待されるのだという。ちょっと商業主義的だが、根本に流れるお人好しのアメリカ風の『心意気』がそこにあると私は思うのだ。ハーレー・ダヴィットソン、万歳だ。
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