2012年5月30日水曜日

大阪の公教育の黙示録

ヨハネの黙示録
特定される恐れがあるので、Aさんとしておこう。小学校の教員希望の女性だ。彼女から教員採用についていろいろと相談を受けていた。「兵庫か奈良か京都にしたら。」というのが私のアドバイスだったのだが、結局大阪市に願書をだしたらしい。「ちょっと後悔してるんです。」これが彼女の率直な気持ちだという。教員採用試験は、キラキラと目を輝かせて受験して欲しい。私は心の奥底からそう思うのだ。

今朝の毎日新聞の朝刊にも朝日新聞の朝刊にも、大阪の教員志願者数が過去最低であるとの記事が載っていた。
http://mainichi.jp/select/news/20120530k0000m040073000c.html
http://www.asahi.com/national/update/0529/OSK201205290043.html

3月30日付のブログで、朝日新聞の小さな記事についてエントリーした。採用辞退者が過去最高だった件だ。それに続く志願者減の話となる。

私は、大阪の教育現場に、7つのラッパが次々に鳴っているような気がしてならない。
苦悶しながら、教員採用試験を受験する若い人たちがいる。あきらめた人も多いのだろう。大阪の教員のすそ野がどんどん狭まっていく。そして大阪の教育力は弱体化していくに違いない。

これが「民意」なのだろうか。

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