2026年6月27日土曜日

地図で読むアメリカ3

https://www.jiji.com/jc/tokushu?id=2024_presidential-election-kaihyo&g=use
「地図で読むアメリカ」(J・M・Vardaman著/森本豊富訳/朝日新書)の序章に、本書の「10地域と類型化の基準」が記されている。おおよそ5種類の尺度の組み合わせの中で相対的に類型化したとのこと。その尺度を挙げておきたい。

1:個人主義的なのかユートピア的社会改革を目指すのか。2:神の導きへの傾倒なのか、あるいは良心と探求の自由に心動かされているのか。3:理想的なアングロサクソン・プロテスタントへの同化を目指すのか。4:伝統的な資本主義秩序への服従を求めるのか、平等と民主主義的な参加を促すのか。(近年見られる傾向として)5:地球温暖化などの環境破壊に対する危機意識を抱くのか、それとも雇用と経済優先主義でいくのか。

…この尺度は実に興味深い。ニューイングランドなどは、歴史的に当初、1ではユートピア的社会改革、2は神への導きへの傾倒、3ではWASPへの同化であることは間違いない。だが現状はどう変化しているのかといった疑問もある。また、この3・4・5の尺度は、ブルーステート(民主党の強い州)とレッドステート(共和党の強い州)の分布(画像参照)に感覚的に近いものがあると私は思う。

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