2026年6月2日火曜日

現代思想の遭難者たちを読む

「現代思想の遭難者たち」(いしいひさいち著:講談社学術文庫)を学院の図書館で借りてきた。文庫本なので、老眼の私にはちょっとつらいのだが、現代思想の哲学者たちを茶化した漫画の集大成である。

ハイデガーから始まるのは当然で、ツッコミ所満載(ナチへの協力やアーレントとの愛人関係など)である。フッサール、ヴィトゲンシュタイン、カフカ、ニーチェ、マルクス、フロイト、ユングと第1章「越えゆく思想家たち」は続いていく。まだヴィトゲンシュタインまでしか読めてないので、おいおい書評を書ければと思うのだが…。

https://mmpolo.hatenadiary.com/entry/20160621/1466469292
ちなみに、この画像はヴィトゲンシュタインの有名な「語り得ぬものについては沈黙せねばならない。」という論理哲学論考の結びの言葉をイジっているもの。ヴィトゲンシュタインは、オーストリア有数の大富豪の家に生まれ、ケンブリッジでの2年の学生生活後にノルウェーで山籠りをして、初期の哲学を温めている。こういう逸話や各思想の真面目な解説も本書の魅力の1つである。

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