2011年11月12日土曜日

体験入学なのだ。

サッカー部・ラグビー部 体験入学
土曜日なのだが、今日は出勤だった。体験入学の日である。授業を3時間した後、清掃、12:30から中学生の来校受付。13:30から講堂で学校紹介、その後、これが本校らしいのだが、各クラブの体験が中心という日程だった。
私にとって最大の問題は、授業だった。月曜日の5・6・7限目の授業だったので、なんと3連発。それも、世界史Bで仏教の、ちょうど山場のような授業だった。仏教の「法」を、四諦・四法印・十二縁起などという視点から解説し、それらを論理的に結び付けるという授業だ。私の倫理の授業を受けたことのある教え子なら、「ああ、あれ!」と思うはずだ。30年近く教えている。本校では初なので、どれくらいの理解力があるかと、気合いが入る。大汗をかいて3時間頑張った。もう、くたくたである。終了後、急いで、校外に出て喫煙。(笑)それから清掃の監督。朝からローソンに寄って購入していた昼食をもって、講堂の放送室へ。計画書によれば、講堂では、学校紹介が始まる前にビデオを上映することになっていた。実は私の今日の仕事はそれと、学校紹介の時にもビデオを上映することだったのだ。まあ、要するにビデオ係である。(笑)よって、誰よりも早く講堂に駆けつけ、昼食をとりながらビデオを流したのだった。NHKの夕方の番組や関西では有名な”ちちんぷいぷい”という番組で、本校が紹介されたものと、文化祭・体育祭の記録ビデオ3本を、流した。初めて見たのもあったが、なかなか面白い。前任校でも、全国唯一の国語科が番組化されたことがあった。本校でも、全国的に珍しい武道科が中心になって紹介されていた。特になぎなた部の紹介が中心だ。

野球部と陸上部
ちょうど、開会直前に3本のビデオが上映し終わった。計算したわけではないが、うまくいった。学校説明会でのビデオ(新作)もばっちり上映した。製作したS先生、ご苦労様である。ふと、会場を見ると満員である。700人以上の中3生と保護者がクラブ別に座っていた。最も人数が多いのはやはり野球部だった。100人近い。凄いよなあ。みんなユニフォームや体操服に着替えて、この後本校生と共にクラブ活動である。運動場は、凄い人出だった。思わずG12で激写したのだった。

空手道部
改めて、本校の生徒はクラブをやりに来てるのだと再認識した。中学生に比べて、現役生はやっぱり成長していることも再認識した。肉体的に鍛えられているのは当然だし、礼儀や判断力等、当たり前だがかなり違う。クラブで鍛えられるということは、大事なんだ、と改めて感心してしまった。

授業ですっかり精力を使い果たしたうえで、時間との戦いをして、かなり疲れたらしい。帰りの電車で爆睡してしまった。まったく…私も歳をとったものだ。

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