ミルウォーキーにて |
様々なアメリカ・カナダの学校を視察した。10月中旬から11月上旬で、ハロウィンの季節だった。今でこそ日本でもメジャーになったが、その頃はまだまだマイナーな存在だった。とにかくカボチャである。ボルチモアでもオタワでも、カボチャだらけだった。いよいよ、今日はハロウィンの当日という日、私たちは、ウィスコンシン州ミルウォーキーのキングス高校にいた。ウィスコンシン州は、アメリカでも有数の教育州で州都ミルウォーキーの中でも名門進学校だった。
ところが、そんな私たちを迎えてくれた女性の教頭先生の格好は真っ黒なマント姿だった。校長室にいくと、校長の胸にはドラキュラの人形が付けられていた。社会科の教室に向かう時、魔女の格好をしてホウキに乗った生徒とすれ違った。教室の先生は、髑髏(ドクロ)のお面をかぶって迎えてくれた。生徒も完全にハロウィンモード。乳牛の衣装の子もいた。ラオス出身だった。<今日の画像参照>(ちなみに、ウィスコンシン州は「酪農州」のニックネームを持つ。公共バスで、ホルスタイン(乳牛)の柄のものまであって、大笑いした。)なかなか強烈なハロウィンだった。だから、前任校でALTが、ハロウィンの時にいろんな扮装をしたりするのには全く驚かなかった。本場はホント凄いのだ。
実は今日、この研修旅行に行った先生方の同窓会(渚会と命名されている。みんなのお気に入りだった添乗員さんの名前を冠している。)だった。もうすでに、ほとんどの先生方はリタイアされている。この研修旅行、管理職の登竜門的な意味合いがあり、ほとんどの方が校長まで務められている。小学校の先生方は、今も様々な小学校で放課後の小学生の勉強や遊び相手になる仕事をされている。中学校の先生方は、新任教員の教育係の仕事をされていたりする。健康に気をつけながら、リタイア後も様々な形で教育に携わっておられる。。
ハロウィンは、ケルト人の1年の終わり。…現役の私にすれば、リタイア後の話など、かなり先の話なのだが、そろそろ無視できなくなってきている。今、決めているのは、妻とピースボートで世界一周することだけ。(笑)
追記:読者のhigary君へ。ハロウィンの本場・アイルランドへ行くのかあ?
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