プロローグは、「B-787とLCCで変わる空の戦い」と題されている。そうなのだ。B-787。メード・ウィズ・ジャパン。35%が日本製の機体である。燃費で約20%削減できるのも凄いが、客室の気圧を高くできることが凄い。湿度も15%まで上げられるのも凄い。変なことが書いてあった。そもそも、B-787は、「7E7」という名前だったらしい。ところが、中国の航空会社6社が大量注文して、「8」は縁起がいい数字なので、名称変更を要求したのだそうだ。ちょっと納得。(笑)早く乗ってみたいと思う。LCCも、一気に増えた。ついに1万円台で海外に行ける時代に突入した。先日、妻が「ソウルで本格的な韓国料理を食べに行こうか。」と言うので調べたら、関空からチュジュ航空というLCC利用なら滅茶苦茶安かった。もちろん、仁川空港ではなく金浦空港発着だった。私としては、豪州のジェットスターで台北やケアンズあたりに飛びたいところ。いやいや、機体のカラーリングからは、ANAと香港資本が提携したピーチかな。などと、記事を読み進めた次第である。
さて、この雑誌を買った最大の理由は、エアラインのユーザー評価ランキングである。総合ランキングでは、1:シンガポール航空 2:エミレーツ航空 3:アシアナ航空 4:キャセイパシフィック航空 5:ヴァージナトランティック航空 6:ANA 7:大韓航空 8:マレーシア航空 9:カタール航空 10:JAL となっている。私の好きなルフトハンザ・ドイツ航空は、おしくも11位でベストテンには入っていない。
エミレーツは息子のお勧めであるが、乗ったことがない。ヴァージンアトランティックは成田しか飛んでいないし、イギリスに行った事がないので噂には聞いているくらいである。大韓航空もマレーシア航空もカタール航空も計画では考えたことがあるが、乗っていない。これらは評価のしようがないのだが、シンガポールがNo1なのは納得である。全てに文句なしである。と、同時にアシアナ航空が3位で嬉しく思った。出来れば、二度と乗りたくないのが16位のKLMと17位のエールフランスである。座席が狭かったり、アテンダントに苛立ったり…。私がこれまで最もよく利用したのは、断然ユナイテッド航空なのだが、ベスト20にも入らない。アエロフロートより下だ。(笑)…まあ、そうだよなあ。
空港のランキングも出ていた。1:シンガポール チャンギ 2:羽田 3.成田 4.香港 チェクラップコック 5:ソウル仁川 6:アムステルダム スキポール 7:ロンドン ヒースロー 8:バンコク スワンナブーム 9:ドバイ 10:関空・ミュンヘン(同点)となっている。なるほど。私は香港とロンドン、ドバイ、ミュンヘンは知らないので、これまた評価不能だが、たしかにスキポールはいい空港だったと思う。異常に高い男性用のトイレに、的用に虫の絵が描かれていて大笑いした思い出がある。チャンギは、夜遅くに着いたので店があまり開いていなかったのでよくわからない。野外の喫煙上で蒸し暑い熱帯の夜を、同じく南アに向かう英語を解さない中国人青年と漢字で対話した思い出がある。(笑)一方、ワーストでは、1:成田、2:ヒースロー 3:パリ シャルル・ド・ゴール 4:NY JFK 5:ロスアンジェルス となっている。大笑いした。たしかに成田から東京駅へ帰ったことがあるが、遠い。でも私は喫煙場所のある成田は好き。パリのシャルル・ド・ゴールは、場内表示が分かりにくい、広くて移動に時間がかかるとある。全く同感。わたしもエライ目にあったぞ。JFKは混雑して入国に時間がかかる。なるほど。でも私は世界の中心地に着いたと興奮していたのでそういう印象はない。ロスは、たしかに最悪だった。(笑)シカゴ・オヘア空港も大変だったぞ。うーん、D.C.のダレス空港も何度も利用したがややこしい。…アメリカのエアラインも空港も、日本人にはなかなか評判が悪いんだ。(笑)
ところで、2年生が修学旅行中故に、いつもなら2年生の授業がある5時間目、3年生のオーラルコミュニケーションという英会話の授業に参加させてもらった。JICAセミナーに連れていく本校生の英会話力はそれくらいか?という興味本位からである。授業内容は、ALTのライアン先生に、面白い場所を紹介するというアクティビティだった。担当のY先生に頼まれて、私も久しぶりにサバイバル・イングリッシュ炸裂で、アフリカのプレゼンテーションをした。案外、生徒は喜んで聞いてくれた。地球市民として、どんどん海外へ出て行って欲しいもんだ。
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