2024年3月16日土曜日

SPECAL THANKS 学園に捧ぐ

ー学園に捧ぐー

宝塚、生瀬を過ぎると風景が変わる。武田尾、道場。時には霧が濃い日もある。街中に風景がまた変わるとやっと三田。90分ひたすら座っている日々。居眠りもするが、尼崎を出て鉄橋を渡り、かの事故のメモリアルを通過する時は、必ず黙祷した2年間。

学園の坂はきつい。いろんな生徒と語り合いながら登った。最後の坂は回避して、図書館前から校舎へ。春は桜、夏は濃緑、秋は黄橙、冬は枝ぶり。四季を味わう。竹林は常に伸びることをやめない。学園の生徒の如くに。

学力は学習習慣の強固さで決まる。まさに文武両道。部活で疲れていても学習習慣がついているのが学園の良さ。それが伝統となって息づき、人気の秘密。

時折、学園の食堂へ。部活の生徒への配慮か。ボリュームのある定食。特別にスィーツがつくことも。

放課後は、広大な芝のグランドで、蹴球部、送球部、陸上部が歓声をあげている。野球部には専用の球場も。文化財指定の中学校舎からは、吹奏楽や軽音の音が漏れ伝わる。

高校校舎は決して新しくない。華美な私立高校の多い中、その分経費を抑え、保護者の負担を減らす質実剛健の精神が息づく。

これだけ優秀な生徒だと、教員集団はまとまりにくいのが公立。だが、教科指導も部活指導も両立している教員集団は仲が良い。そんな教員集団に支えられた2年間。

宝くじを当てて、近くに居を構えたかったのが本音。

4月から、また新しい挑戦が始まる。理想に生きる青春の気概を失わず、この2年間の経験値をさらに新天地で活かしたい。

*SPECAL THANKSとして、いろんな先生方へ御礼をエントリーしようと思ったのだが、今回は詩的に今の感謝の気持ちを書いてみた。

2 件のコメント:

  1. 先生の4月からのプランに、期待しています!!

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  2. 中村君コメントありがとう。もう少ししたら新天地についてエントリーします。

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