先日の校内弁論大会で、「(ジムで)運動をしましょう。」という内容の主張があって、「その通りやなあ。」と妙に納得したのだった。主張した生徒は、落ち着いた性格で礼儀正しい皆からも信頼の厚い生徒である。将来の夢もなかなか壮大で、私も一目置いている国費生である。だからかもしれない。
で、朝、うちのコンドのジムを覗きにいってきた。実はこういうジムと私は全く属性がない。日本でジムに通うとなるとかなり高額だし、前任校などには最新の設備があったが、クラブの生徒たちが月月火水木金金と使っていたので、私など出入りできなかった。(笑)
しかしコンドのジムはプール同様、無料である、というか家賃に入っているわけで、気楽に行くことができる。部屋は少しばかりくたびれていたが、設備は最新のものらしい。3人ほどの華人の男女が汗を流していた。顔なじみのセキュリティのスタッフが、誰か使用しているとセキュリティするらしく前で座っていた。「自転車のもあるよ~。そんなにしんどくないよ~。」と英語で言ってくれたのだ。…なるほど。1時間ほどしてから、意を決して行ってみた。
部屋には誰もいない。電燈のスイッチをつけると、クーラーや扇風機も動き出した。で、自転車の機器に挑戦したのだった。5分くらいでやめるつもりだったのだが、前のパネルに15分くらいで満杯になるメーターがある。1分経過するごとに右に移動していく。こりゃあ、意地でも15分やろうと思うわな。10分ぐらい経過すると軽く汗をかいた。そんなにきつい運動ではないし、鍛えてる感はない。私のような運動嫌いの怠惰な人間にはちょうどいいかもしれない。
汗を拭き拭き、外に出ると、さっきの顔なじみのセキュリティースタッフが来てくれていた。「どう?」「15分だけ走ってみた。よかったよ。」と挨拶し、「そうそう、先日のスコールで植木鉢が倒れたけど、すぐメンテナンスしてくれたことに私は大変喜んでいるよ。」と伝えた。彼もすごくいい笑顔を返してくれた。うちのコンドは古いけど、なかなかいい住処なのである。
2016年7月17日日曜日
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