マラヤ大学の会場 人文社会科学シアターA |
From Hiroshima to Our World without Nuclear Weapons-Beyond Human Atrocities-というのが正式なタイトルである。
バス3台を連ねて、マラヤ大学に出発した。IBTの意外に近くである。ところが、学内は広大で、ラピッド・バス(いつも乗っている公営のバス)も乗り入れているし、信号まである。凄いなと感心していたら、バスが3台ともどこに行ったらいいのかわからず迷ってしまったのだった。日本では考えられない話である。本校で契約しているスクールバスなのだが…。ところが、結局3台とも集合時間にはなんとか間に合ったのだった。こういうヒヤヒヤはマレーシアでは、かなりフツーらしい。
マラヤ大学の女子学生の司会で講演会は始まった。マラヤ大学の先生の挨拶や日本大使館から大使も来られていて、当然のごとく挨拶もあった。みーんな英語である。うーん、チンプンカンプン。その後、いよいよ広島市長の講演であったが、これも英語。パワーポイントの画像もあったので、何を言っておられるのかは想像がつく。まずは、広島の原爆の惨禍を、投下前後で示し、被爆者の様子を伝え、最近のオバマ氏の広島訪問に触れ、世界の様々な都市の市長と平和のネットワークを構築している報告がされた、のだと思う。その後のパネルディスカッションでは、どのような平和教育が望まれるか?という質問に、被爆の実相を学び、そのうえで、自分に何ができるかを考え実行できるような教育を望んでいると、これは日本語で言われた。ここだけよくわかったし、私も同意見なので、この発言が最も私は印象に残ったのだった。
その後、意外な展開が待っていた。ランチが用意されていたのだ。マレーシアでは、こういうことはフツーらしい。生徒たちと美味しくいただいた。その中に、竹にもち米を入れて焼いたものがあった。以前、授業で私が生徒に聞いたので、生徒が「これです。これが…」と何人ものマレー系の生徒が教えてくれた。いやあ、美味。結局、6個も頂いたのだった。
住処の近くの屋台で。竹筒のもち米料理 |
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